あれは
少し前の朝ドラ、「愛子ちゃん誘拐事件」。
あれはきっと、昭和32、3年頃に起きた「トニー谷・長男誘拐事件」をヒントにしたのでは?或いは本当に笠置シズ子さんにあったのかも知れませんが。
トニー谷を知らない人は、自分で調べてね。
で、トニー家にも、電話がジャンジャン掛かってきたのね。
子供(恐らく犯人の子供とか、近所の子)に電話口で「パパ」とか「お父ちゃん」と呼び掛けさせ、身代金を請求したの。
多くは「お父ちゃん」「お母ちゃん」
当時の子供の親への呼称だったけど、「パパ」とか「ママ」って呼ばせる家もあったから。モダンな家とか、芸能界の家だと。
イマイチだったんですな。
トニー家では、親を「パパさん」「ママさん」って子供に呼ばせていたのよ。だから嘘と、瞬間的に関係者は分かったのね。
その「パパさん」「ママさん」は、「オバQ」。
オバケのQ太郎で、主人公Qちゃんが、正ちゃんの両親を呼ぶ呼称として、採用されています。
大好きだったなぁ。「新・オバケのQ太郎」。