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【看護学生】自分は看護師向いていないと思う時

男子看護学生の鳩ぽっぽです。
今回は少しマイナスな話題です。
自分が看護師に向いていないと思うのは一体どんな時なのか、その解決まで書いていきます。

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・病態が理解できない→勉強する、実際に使う知識はもっと少ないと知る
・センスがないと感じる→気にしない、後から身に付けられると思うこと
・看護ができないと感じる→看護に答えはないと意識、深く考えすぎない時間に解決させる

看護師に向かないと思うこと

多くの看護学生が経験する「自分は看護師に向いていない」という思い。
自分も何度も思ったことがあります。
それは新しい道を開くこともあれば、道を踏み外すことにもなります。
元の道に戻れるようにするか、新たな道の礎にできるようにする必要があります。

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・病態が理解できない

病態や解剖生理など医学的な知識やメカニズムを理解できない時です。
詰まるところ、勉強ができない、です。
ただでさえ多い量をこなさなくてはならないのにも関わらず、内容は難しいと感じるものばかり。
教員や看護師はそれが分かっていなければ看護なんかできない、と声高に指導してくる。
自分は看護師に向いていないと感じるようになります。
この解決策は、二つあります。
一つ目はもちろん、それでも頑張って勉強することです。少しずつでも疾患や解剖の理解ができていけば、必ずそれが積み重ねとして出てくるものです。
もう一つは、実際に使う知識は臨床に出れば限られると知ることです。看護師は病院に就職した場合、必ずどこかの科に配属されます。そこは消化器や循環器、脳外科など、領域別になっています。臨床に出てから最低限必要な知識は配属先の領域の知識です。全てをマスターしなくてはならない、ということはないのです。それを知ると少しは気が楽になるのではないでしょうか。

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・センスがないと感じる

看護にはよくセンス、すなわち感性が必要だと言われます。
患者の考えていることや状態を感覚的に理解し、看護を展開していくための気づきやきっかけとできるため、確かにセンスがある人は有利です。
これは、この後の看護ができないにもつながることですが、このセンスを学生時代から求めてくる教員や看護師はそれなりにいます。
そして、あたかもそれがないと看護師として勤めていくのは難しいというスタンスで関わってくるのです。
センスなんて言われても分かりません。
分からない人からすれば、それを持っていないことはコンプレックスのように感じてしまいます。
しかし、実際センスというものは後からついてくるものだと思います。
看護学生は言ってしまえばまだ高校卒業してからそんなに長いこと経っていません。そんな人たちに、その道何十年の人のセンスを押し付けられても困ります。
センスがなくても、働いてから少しずつ身につけていけばいいのです。

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・看護ができないと感じる

センスがないと思うことも含めて、看護ができないと思ってしまうのが一番の要因なのではないでしょうか。
看護過程ができない、教員から感情を感じ取れないと言われる、インシデント・アクシデントを起こす、教員・看護師からダメ出しされるなど、看護ができないと思う原因は様々あります。
看護ができる、できないの指標が客観的なものでされていないのもその要因の一つだと思います。
看護ができないと感じてしまうと、当然、看護師に向いていないと思ってしまいます。
そんな時は、看護には答えがない、ということを意識してみましょう。
いくら教員や看護師から、その看護がどうこう言われても、今自分ができる全てが自身の看護です。
看護には形がありません。人の思考によっても大きく差があります。
似通うことはあっても、人によって看護は様々あります。
看護学生のうちは、まだ看護とは何ぞやの問いに対する明確な考えを持てていません。だから、その時、患者にとって一番大事だと感じる看護をしましょう。(ただし、看護倫理は最低限守りましょう)
他には、看護について考えすぎないこともあると思います。
看護について考えれば考えるほど、理想は高くなり、それに対するギャップで自己肯定感が低くなりがちです。もし、失敗やインシデントを起こすとどうしてもそのような思考になりがちですが、そんな時は時間に解決させるのが一番です。
あまり深く長く考えすぎず、時間をおくことが意外と有効だったりします。

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鳩ぽっぽの身の回りでは…

今回の内容は自身の経験も踏まえてのことですが、具体的なものとして一番印象深かったのは、「あなたは人の気持ちがわからない人なのね」と教員から言われたことです。今ではもうネタにしてたりしますが、当時はそれで看護師には向いてないな、と強く感じていました。
ただ、その教員は他の同期にも「あなたは病棟の害」だとか色々言っていたので、まぁ、そういう人だと割り切れました。

自分が思うに、看護師に向いていない、という人はいないと思います。
人の数だけ看護の形はあるからです。
問題は向き不向きを自分が決めるということです。それによって進路は大きく変わります。
そもそも向いてなければ看護師としてやっていけないか、と言われるとそういうことは全くないです。
今はそう思っていても、よく考えてみれば向いてないこともない、と思える日がきっと来ます。是非頑張ってください!
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