暑い暑いお盆です。今日は終戦記念日。明日は台風の影響も心配ですが、とにかく毎日茹だるような暑さに参ってしまいます。 お盆期間は仕事もひと休み、暑さを避けてのんびり過ごしています。 仕事柄、一年中お茶を飲みますが、やはり夏は水出し茶や水出し紅茶など冷たいお茶が多くなります。子どもの頃、健康オタクだった祖母から「暑い夏こそ熱いお茶を飲むといい」と身体を冷やさない方がよいと勧められるまま熱いお茶を飲んでいた私ですが、今でも一年中、朝だけは急須で淹れた温かいお茶を飲んで一日をスター
毎日茹だるような暑さです。 7月初めには今年度の緑茶製造は終了して、緑茶とかぶらないよう少し芽伸びを調整してあった和紅茶を緑茶製造の2週間後に製造しました。 紅茶はご存知の通り発酵茶です。発酵機などを使わずに発酵させるためには、気温も湿度も高めでないといけません。梅雨明け頃の蒸し暑い日が好条件です。 緑茶は摘採したらなるべく早く蒸すことにより、殺青といい発酵を止めるので無発酵茶になります。紅茶は摘採してから静止萎凋、つまり静かに萎れさせることにより、酸化発酵させて水分を蒸発
初めまして。 富士山のふもと静岡県富士宮市で製茶工場を営んでいますヤマサン渡辺製茶です。 当製茶工場は私の祖父の祖父、江戸時代生まれの万次郎おじいさんが明治年間に創業しました。現在の屋号「ヤマサン」の右上に「万」が入り、「ヤマサン万」という屋号で商売していたようです。 現在の工場より数十メートル西側の水路で水車をつかい動力にして工場を稼働していました。 それまでは自家消費のお茶は自宅で手揉みしていた時代、家内工業から工場へ時代とともにアップデートしてきました。 そして現在は