グリッドマンユニバースの制作陣は正直○○だと思う
グリッドマンユニバース。
本作を一言で表すなら、
バカが盛ったビュッフェの皿みてぇな作品
これに尽きる。
皿に盛ったのはそう、本作の制作陣である。
ここでいう"バカ"は無論、嘲笑の意を一切含んでいない。
TRIGGER作品にかこつけて言うなれば「プロメア」のガロ・ティモスである(伝われ。)
以下、グリッドマンユニバースの鑑賞疑似体験をネタバレなしでお届けします。
小腹の空いた昼下がり。
あなたは気になっていた定食屋のメニュー表を覗き込み、ひときわ目を惹く記載を見つけた。
和洋食両盛り定食
¥1900
へ~これ頼んだら和食と洋食を一皿ずつ食べれるのか~くらいの感覚で、あなたは注文を済ませた。
その店で考えうる和食と洋食のメニューが全部出てきたみたいな映画なんです。
いや本当に。
(察しの良い方はお気付きかと思いますが、ここでいう和食と洋食はグリッドマンとダイナゼノンに該当します。
なんならこれだけに留まらないからな。)
あまりの提供量の多さに唖然としていたら、
食後にとびっきり甘酸っぱいクソデカパフェがふるまわれることもお忘れなく。
グリッドマンユニバースが気になっている、もしくはまだまだ観足りないと思っているそこのアナタ!
本作を観るべきか否か判断できるチャート図を作ったので、よろしければお試しください。
というかここに書いた要素嫌いなオタクいる?
いねぇよなぁ!!
心の中の男児が飛び回ること間違いなし!!
オタクの考える激アツ展開をこれでもかと詰め込んだ本作は、非の打ち所のない完璧な映画…と、言いたいところなのだが。
この作品を正しく楽しんでもらうために、ひとつ忖度なしの正直な話をしようと思う。
先ほどのチャート図は「ある前提」を切り取ってあった。
(※あくまで"アニメ映画"として楽しむという視点のもと作成した表であるため、「電光超人グリッドマン」は除外しています。)
先ほどの表に敷き詰めた要素、いわゆる"エモさ"を全身全霊で体感する作品、それがグリッドマンユニバースなのだ。
キャラクターの内情や声優陣の熱演、作画のクオリティといった視点を持っている層…つまりオタクには完全初見であってもオススメできるのだが、
アニメは全然観ないけど面白いんだったら映画館行ってくるわ!くらいライトな感覚の持ち主に魅力を感じてもらうのは難しい、というのが正直なところだ。
ただこの全身に刺さるほど鮮烈な映画体験が可能であるうちに、アニメ2本のうち片方だけでも視聴する価値は間違いなくあると断言できる。
かくいう私もグリッドマンはキャリバーさんがオタクのハートを掴む要素盛りすぎててズルいとか、ボラーくんちゃんがかわいいとかその程度の記憶しかなかった。
ダイナゼノンに至っては頭の上に疑問符を浮かべながら視聴したくらいなので、立場としてはファンを名乗るに至らない一端の視聴者レベルと言える。
それでも、「このキャラのここが良かった!」「このシーンは胸が熱くなった!」といった当時抱いた感情が次々と沸き上がり、勢いのまま怪文書を書き上げるくらいの快作であったことは事実なのだ。
グリッドマン・ダイナゼノンともに各種配信サイトで視聴可能であり、いずれも1クール(12話)と比較的とっつきやすい構成をしているので、少しでも気になった方はぜひ触れてみてほしい。
完全初見のアニメ作品で「合わない」と感じたら5話あたりで切ってしまう自分が、リアタイ待機するくらいには楽しんでいたはずのグリッドマン。
程よく記憶が薄れていたからこそ楽しめた側面があるにしても、最近の作品。自分の記憶力の衰えを感じざるを得な…
?????
最後の最後で現実に引き戻されてしまったので、この映画唯一の欠点をお伝えして〆ますね。
六花ちゃん太もも出しすぎ。
…全然欠点じゃなかったわ。
↓これまでの公開記事はこちらから
↓感想を啜って生きています
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?