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文学フリマ京都、ありがとうございました。これからも、書き続けます
文学フリマ京都9が無事に終わりました。
ブースにお越しいただいた方、見本誌を読んでくだった方、本を手に取ってくださった方、皆さまありがとうございました。
昨年、文学フリマ京都8に、はじめてのオリジナル本一冊で参加してから一年。書いた作品数も、本の数も増えて、自分の表現の幅もきっと広がったかな、と思いながら参加しました。
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ありがたいことに、
「昨年『夜明けの行き先』を買ったので、今年は新しい二冊を買います」
という方や、
「『生まれる前から、私たちは』は読んだので、新刊ください」
という方もいらっしゃって、リピートでお越しいただけるのは本当に幸せなことだなと感じました。
もちろん、初めて来てくださって、すごく迷った末に買ってくださった方や、「まあえっか」と試し読みペーパーだけ受け取ってくださった方も、大変感謝しております。
今回はカテゴリを「エンタメ・大衆小説」として出店しました。
もちろん、「これは百合ですか?」と聞かれたら、私は(内心)テンション高く「百合です!!!」と答えるのですが、とはいえ、百合とかGLに縁が無かった人でも手に取ってもらいたい、という気持ちがあったのです。
このカテゴリが良かったのかどうかはわかりませんが、足を止めて見本誌を手に取ってくださる方は多かったように思います(気のせいかもしれません)。
ただ、会場全体を歩いてみた感じと私の最近の作品の傾向から、短編・ショートショートの方向に振るのもありかもなー、と考えたり。
このあたりは、今後もいろいろ試していきたいところです。
・ ・ ・
実は、今日は朝から嫌なことが重なりました。
電車に並ぶ列に横入りされ、乗る予定だった電車は止まり、エスカレーターでは肩をぶつけられ。
最近、私生活でも本当にしんどいことが多くて、いよいよ人間が嫌いになり、もうこのまま帰ってしまおうかとも思うくらい、心が刺々しくなっていました。
それでも、重い荷物を引きずって、狭いスペースに本を並べて、来てくれる人を待ちました。
そして、足を運んでくださった人たちと接するうちに、少しずつ、少しずつ、ささくれ立っていた心が落ち着いていって。
いろんな人がいます。
私に興味が無い人、私がいなくなっても何ともない人。
でも、私を見つけてくれた人も、私の作品と出会ってくれた人も、いる。
結局、書き続けるしかないな、と、そう考えています。
書いて、作って、何かよくわからないけど、どこかの誰かに届けて。
もしかしたら、その人の心を少しだけ満たせていたりして。
それだけが、私にまだできることなんだと、そう信じていたいです。
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次の現地イベント参加は3/23(日) Girls Love Festival 43、その後は文学フリマ香川に申し込もうかなーと思っています。
それ以外にも、オンラインや委託販売ではいくつかイベントに本を送る予定ですので、また各SNSやウェブサイトをご確認いただけますと幸いです。
引き続き、七雪珈琲とその作品たちを、どうぞよろしくお願いいたします。
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