子どものころに苦手でも、大人になったら特に困らなかったことはたくさんあるのだ No.5
このブログの主人公である
発達障害の息子は
現在23歳を過ぎておりますが
子どものころからずーっと
絵がへたくそです。
先日、久しぶりに会ったとき
「象」🐘 の絵を描いてごらんと言ってみたら
最初に〇を描きました。 (((( ゚Д゚))))
しかし、現在、プログラマーとして暮らしている彼にとって
絵が苦手であるということは特に困ることではありません。
絵どころか、
字も猛烈にへたくそですけど
パソコンが主流となっている現社会では
ペンを持って字を書くことはほとんどない、
と言っています。
パソコンが得意であれば
漢字があまり書けなくても
字がへたくそでも
(✋ ˘ ω˘ 👌)大丈夫。
スマホという「魔法の小道具」が
常にポケットで待機しているので
怖いものなしです。
計算が苦手でも、電卓があるし
歴史や地理が苦手でも
わからないことは
スマホで一発検索。(๑•̀ㅂ•́)و✧
英語が苦手でも
スマホが自動翻訳してくれます。
もちろん英語の得意な友人や同僚に
頼ってもいいです。
最大の難関は、
どうやって「学校」という名の垣根を突破するか。
陸上で例えるなら
障がいバーを倒しても、蹴とばしてもいい。
タイムだってどうでもいい。
周りなんか気にせず
とにかく最後まで走り抜ける手段を考える。
発達障害児に限らず
全ての子供たちに言えることですが
学校という場所で
「何でも出来る人」で居続けることは
とても疲れることです。
苦手なことは、人や物に頼ればいい。
テキトーにスルーしたっていい。
得意なことや好きなことを
早めに見つけてやって
それを生かして暮らせるよう
育ててやろう。(*´ω`*)
一つ自身のあるものができると
子どもは安心します。
これは、一番得意な部分を引っ張り上げていると
苦手な部分も、つられて引きあがってくるという意味です。
凸凹を合わせると🔲になってバランスがよくなる、という説がありますが
🔲の人は、もうすでに世の中にいっぱいいますから
みんなが🔲になる必要はないでしょう。
凸をどんどん伸ばしていって
いびつでもいいから
大きな山をつくってあげよう。
それが自信につながって
それがあるだけで、気持ちが楽に生きていけるから。