1歳でも5歳でも、オムツが取れる年齢は関係ない
うちの息子は
幼少期にASDの診断を受けましたが、
現在、プログラマー会社員23歳。
(現在は、自分から言わなければASDとはわからない)
結論から言ってしまいますが、
息子のオムツが取れたのは5歳。
正確にいうと
オムツを履くのを自らやめると決めたのが5歳です。
◇ ◇ ◇
息子は3歳ころに、
ASDの診断が出ていたので
2歳になっても3歳になっても
わたしに「おしっこ」と訴えてくることはなく
周りの子どもと比べてしまっていたわたしは、いつまでも、オムツをさせていることが恥ずかしく
あれこれ本を読んだり、調べたりして
オムツはずしに必死になっていました。
しかし、その努力もむなしく
年中さんの5月に誕生日を迎え
とうとう5歳なっても
まだ紙パンツを履いていました。
そんなある日、ふと、あることに気づきました。
当時の息子は、青い長靴やジャンパーなど
いくつかのこだわりを持っていたので
オムツもそのこだわりのうちの1つなのかも・・・と。
オムツ大好き。
大・大・大だーいすき❤️だったのです。
おしっこが出そうな感覚はわかっている。
でも、トイレよりも紙パンツの中でしたい❤️
トイレに行くのが面倒くさい。
そんなタイプの人のようでした。
保育園の先生たちも
彼の特性を理解していたので
トイレへの促しはしますが
無理に取らないで、
様子を見ましょ ('ω')ノ
と言ってくれて
わたしも
5歳まできてしまうと、正直どーでもよくなり、気長に見守ることにしました。
◇ ◇ ◇
そんな5歳の夏。
ものすごく暑い日でした🥵☀️
外に遊びに出る前に
息子はいきなり
「暑いっ!」
とオムツを自分で脱いで
ポイっとその辺に投げ
涼しい布パンツに履き替えて、
フツーに外へ出て行ったのです。
え? ((((;゚Д゚))))
今のは見まちがいか?
その後、息子の後を追って外に出ると
裏の空き地の、大きな木の根元で
立ちしょんなどしているではありませんか。
へ? ((((;゚Д゚))))
いまのはナニ? ( ꒪⌓꒪)
この時を最後に、彼のオムツ生活はあっさり終わりました。
暑い日に、涼しい布パンツを履きたくなった。
オムツに飽きた。
以上。
その後、彼はおしっこも💩も
一度たりとも
失敗することはありませんでした。
今、振り返ると、
あのころのオムツの悩みは
何だったのだろうと思います。
オムツなんて、1歳で取れても5歳で取れても大人になればみな同じ。
人間というのは、どうやら成長すると
オムツに飽きる生物のようです。
親はつい焦ってしまいますが
心配することなく
本人のペースで進めてあげるのが
親も本人も、ストレスフリーでよいのではないかと思っています。