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直筆はやっぱりいい

先日のお笑い芸人の有吉と夏目三久さんの結婚のニュースについて。

大変な反響だったが、私はその世間の反響の大きさに驚いた。

…それはさておき、芸能人が結婚する時によくあるのが二人そろっての「直筆」での報告である。

これだけデジタルな世の中になっても、こういった場面では直筆が良しとされるのは、本人の覚悟とかけじめといったような心理的な作用が関係しているからなのだろうか。

今回も二人の直筆で書かれた書面が公開されていた。

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「書は人なり」という言葉を聞いたことがある。

書かれた字には書いた人の性格や人柄が表れるという意味。

この書面を目にした瞬間「有吉の字、傾いてる…」というのが真っ先に気になったのだが、よく見ると字そのものは悪くない。恐らく用紙に対して身体が正面に向き合って書いていないから、全体的に傾いてしまっているだけだと思う。下手というよりは、個性的と捉えてもらえるタイプの字だろう。それにもしかすると、照れ隠しの意図もあるのかもしれない。一方の夏目さんは、まぁ控え目ながら丁寧に書かれているなという印象。(←なんだか偉そう)

こんな風にたまに芸能人やスポーツ選手の直筆の字を目にすることがあるが、そこで本人のイメージとのギャップに思わず好感度が上がったり、逆にガッカリすることもある。

きれいな字を見ると、やはりいいなと素直に思う。


私にはこんな風に大々的に直筆を披露する機会は一生訪れないだろうが、例えありふれた日常の中でも、私の書いた字が誰かの目に留まるような美しさを持ち合わせていたらステキだなぁというのがペン字練習の勝手なモチベーションになっている。

例えば書店での新刊を知らせるポップや飲食店の黒板に書かれた日替りメニューなど、きれいな字を目にするたびに思わずほぅっと見惚れてしまうことが私自身あるからだ。きっとそこには書いた人の想いも一緒に乗っているからだと思う。


つい練習をサボってしまいたくなるが、継続は力なり。

少しずつでも続けて行こう。





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