調理用薪ストーブで味噌鍋を作ってみる
現在のお部屋は気温16°、湿度52%。
寒いです。
寒いと言えば冬。冬と言えば鍋。
鍋の美味しい季節になりましたね。
私は鍋が好きです。
なんといっても食材をぶち込んで煮るだけという簡単調理なので、寒い時期には好んでよく食べていました。
冬というにはまだ早いかもしれませんが、寒いことに変わりないので今夜は鍋を食べたいと思います。
ちなみに明日も同じ材料を使い、明後日はオジヤになる予定です。
今日は街中におりたので、ついでにスーパーで鍋用の食材を調達してきました。
たいしたものではなく、ありふれた食材で鍋を食べたいと思います。
材料
材料は一般的な白菜1/4、ネギ1本、しいたけ2個、鶏肉4切れ位、出来合いの出汁(味噌)。
以上。
流石にこれだけでは腹が膨れないので、今は米を炊いているところです。
今回はガスを使わずに薪ストーブを使って調理してみましたのでレポートしてみたいと思います。
薪ストーブを使った調理
今までは鍋を作る時はガスを使用していました。
鍋に出来合いの出汁を入れ、具剤を切って入れてから、蓋をして放置。
グラグラと煮立ったら完成。
簡単ですが、今回は薪ストーブを使って調理してみます。
いまだによくわかっていない部分も多いのですが、薪ストーブに薪を沢山入れれば一気に過熱されます。
同時に、入れた薪。すなわち燃料もすぐに無くなります。
薪ストーブには空気量を調節する箇所があり、大量に空気を入れれば早く燃える(温度が上がる)ように出来ます。
例えば、仕事から帰ってきて早く部屋を暖めたいときは空気を多く取り込むように調整します。
そうすることで早く薪が燃えて高温になり、早く部屋が温まります。
ある程度暖かくなってきたら薪が長持ちするように空気の流入量を制限して火力を弱めます。
そうすることで温度は下がりますが、長時間薪が燃えるようになるので空気の流入量を調整するのは大変重要になってきます。
ですが、空気量を制限しすぎると火が消えてしまいます。
この調整がなかなか難しい。
簡単に言えば、薪ストーブは面倒でガスは超便利。という事です。
薪ストーブに空気を入れることで温度が上がった結果、鍋がグラグラ沸騰するのは好ましくない(異常高温)。
空気を絞りすぎ、いつまでたっても鍋の具剤に火が通らないのも良くない(腹痛懸念)。
適度な温度になるように調整するのは、頻繁に空気量を調節するのが良いのかなと思います。
グラグラと煮立っているようには見えませんが、20~30分くらい放置することで湯気が出る程度には温度が上がった味噌鍋が完成しました。
味噌鍋の実食
正直な話、私は味覚音痴です。
タバコを吸っているためか、薄味では満足できなくて濃い味が好みです。
もう少し塩が・・・
ちょっと濃いかな・・・
そういったことが判りません。
今まで食べていた鍋を思い出しながら比較してみました。
味については大きく変わった印象はありません。
味覚音痴はある意味便利ですが、少し寂しくもあります。
食感は大きく変わました。
今まではグラグラに煮てから食べていたので白菜はシナシナ、しいたけとネギは柔らかくて肉は・・・どうだったかな?
今回はグラグラいかない状態でじっくりと熱を通したので全く違いました。
白菜、ネギ、シイタケはシャキシャキ感があって肉は硬くなく適度な硬さと感じました。
「これが低温調理か・・・」
と、若干的外れな感想まで出ました。
味については違いが判りませんでしたが、「野菜を食べてる感」はありました。
白菜は水分を多く含んでいると何かで見たか聞いたか読んだかしました。
白菜がシャキシャキということは、白菜の細胞壁が壊れていないと勝手に予想しています。
感覚的な部分なので伝わらないかと思いますが、なんとなく野菜を食べている感がありましたので今夜の夜食は満足しています。
ご馳走様でした。