日記_20220101_私の家族を知ってほしい

夫の祖母に会いに行った日の夜は私の実家へ。自宅から近いので両親にはしょっちゅう会うが、今回は妹も帰省しているのでいつもより賑やかだ。

私と夫以外の3人がいい気分になっていたこともあり、賑やかでとても楽しかった。家族が揃って食卓を囲んでいることが余程嬉しいのか、父親はずっとにこにことして冗談を言っていた。それを見て母も笑い、妹も笑い、私も笑う。夫は相変わらず居心地は悪そうだが、昔よりは馴染めるようになった気もする。

夫の実家は、決して家族仲が良い方ではない。遊びに行けば全員で食卓を囲むが、話をするのはいつもお義母さんと私だ。お義父さんはさっさと食べて別室に行ってしまうし、夫も妹さんも会話に入ろうとはしない。家族の前だと余計に無口になる。テレビはついているが番組について何か言いあうことはなく、無言の時間を埋めるためのものに過ぎない。夫にとって、本当の意味で気を許している家族は私だけなんだと思う。

夫は自分の家族との付き合いを義務的に感じているような発言をすることが多い。嫁としては気楽な面もあるのだが、「家族」について共有できない感情があるときは少し寂しい。だからといって実家の家族と仲良くするべきだとは言わないし、別に今のままでいいと思う。

でも、私と私の家族の関係性については、前向きに感じてほしいなと思う。無理して中に入ってきてほしいとまでは言わない。ただ、私が本当の意味でありのままでいられる場所は、家族の前だけなんだということ、そういう家族があるということを知ってほしい。と思う。

帰り道、「パパ本当にうれしそうだったね」というと笑っていた。「私ってママとパパに似てるかなぁ？」と聞くと、どこが似ているか話してくれた。私が心配しているよりは、わかってくれているのだなぁと思った。