日記_210927_田舎のスタバ事情
通院に車を使うので夫を職場に送る必要があり、朝は久しぶりに6時半に動き出した。仕事をしていたときのようにスムーズに準備ができず化粧も服装も半端なまま出かける。朝の時間帯は通勤する車がビュンビュンと飛ばして怖いので職場までは夫に運転してもらった。病院までの空き時間はスタバへいこうと決めていたのでパソコンも持参。パソコンを外に持っていくのって、大学生以来かも。これっぽちのことでワクワクしてくる。
職場で夫と別れ助手席から運転席に移動する。8時前にスタバにつくと既に何人かが朝活をしていて都会的に感じた。広々とした店内はバーカウンターのような席やゆったりとしたソファ席、テラス席などがある。駐車場も広くドライブスルーもあり、そのあたりは田舎特有かな?大都会で暮らす人には想像できないかもしれないけど、田舎ではスタバが大通り沿いに単独で構えていることが結構ある。そこまでわざわざ車を出すのが田舎者っぽくてちょっと恥ずかしく、今まであまり積極的になれなかったけど、最近利用し始めて案外いいなと思う。そもそもカフェって時間つぶしに立ち寄るものじゃなくて、そこでの時間を過ごすことが目的でいいんだもんな。この辺にも営業時間が長くて気軽に立ち寄れるカフェが増えれば、田舎者がスタバに大集合する田舎感も薄れそうなものだけどな。(休日になるとイオン内スタバの行列えぐい)
ホットのオータムラテを注文してバーカウンター風の席でパソコンをひらく。慌てて出てきたのでマイボトルを忘れてしまった。10時過ぎまでの2時間ほどの滞在はnoteをしていたらあっという間だった。店舗のWi-Fiを使わせてもらうのも初めてだったけど、何も煩わしいこともなく簡単に繋がれて、便利だなと感心した。朝のうちはソロで朝活する男性が多かったが、9時を過ぎると近所のママたちが子連れで集合したりと、客層が変わっていった。すぐ近くにいたママたちはおしゃべりに夢中で、その脇で子どもが見ていた教育テレビの音が店内に響きドキドキしたけれど、すぐ退店したのでよかった。何とか記事を書き終えて病院へ移動する。
10時25分の予約で10時過ぎに病院についたのに、呼ばれたのが11時半前でうんざりしてしまった。もう少し余裕をもって予約を受け付ければいいのになぁ。おじいちゃん先生ひとりだし、ここにくる人はみんな心が疲れてるんだからさ。今回も漢方の処方が変更になった。まだ自分にあうパターンが見つけられない。それでも10月から仕事に復帰することは了承してもらえてよかった。診断書が必要になったら予約なしでもすぐに来ていいと言ってもらえて安心した。避難場所。
その後、頼んでいた印鑑の受け取りにいった。印面を見てちょっと笑ってしまう。名前のみで作ってもらったんだけど、漢字2文字でしかも画数が少ないので、変にすっきりしてしまっている。ぐにゃぐにゃと複雑な線が入っているから実印として有能なはずの書体なのに、シンプルな曲線はポップな仕上がりだ。うん、ちょっと拍子抜けしちゃうけど可愛くて私は気に入ったよ。土地の契約には間に合わなかったけど、とりあえず作れて一安心。
午後休の夫を迎えに行き、コンビニでお弁当を買って帰る。外出するとやっぱり疲れるので、作る元気はない。仕事を再開してからは出来るだけご飯を楽しようと思うので、作られない慣れしてもらわなければ。午後は少し寝てしまったかな。夕食も簡単に、鶏肉に香味料をつけステンレスパンでグリルしたものと、コンソメスープを作る。
夜、夫と話していて「意外な一面」の話題になったとき、「私の意外だった一面ってあるかい?」と試しに聞いたら、「思っていたよりちょっと身体が弱かった」と言われて悲しくなった。自分が身体が弱いからパートナーには強くあってほしかったんだと思うけど、私が身体が強い人間だったら、あなたの辛さに共感して思いやることも、多分ここまではできていないと思うよ。実母が強い人間だったから、小さい頃から頭痛を気のせいだと言われて嫌だったと話してくれたじゃないか。夫は気遣いのできる人なのだけど、私の体調不良は受け入れてもらえていないと感じることがたまにある。私が体調を悪くしていると「〇〇さんが体調悪そうだと自分も辛い」と共感はしてくれるけど、何となく目を背けられていると感じる。彼が自分自身の体質を弱点だと強く思い込んでいるからかもしれない。確かに不利だし、体調は整っている方がいいに決まっているけど、お陰でゆとりのある生活を送ろうとできる。周囲の人の体調を思いやれるし、無理させまいと振舞える。私にとって、同じ目線で「ゆっくりいこうよ」と言えるあなたが生涯のパートナーであることは、それだけでありがたいことなのよ。それを差し引いても頭痛をなくしたいほど辛いのもよくわかるけど、体質とは付き合っていかなければならないのだから、良かったことを数えていこうよ。
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