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子どものケンカから学ぶ『7つの習慣』

前回、子どものケンカについて書かせていただきましたが、今回はもう少し深堀して考えてみたいと思います。

さて、サッカーで遊びたい次男と、ブランコで遊びたいお友達ですが、
次男が以下のような行動の選択をした場合、次男のパラダイムはどうだったと言えるでしょうか?

【次男の行動の選択の例】
①ブランコをあきらめさせてサッカーをやる
②サッカーをあきらめてブランコで遊ぶ
③サッカーができないのならもう遊ばない

まず、①ブランコをあきらめさせてサッカーをやる。ですが、これは
次男だけが望む結果を得られて、お友達はお友達の望む結果を得られませんから『Win-lose』自分が勝って、相手が負けるパラダイムといえますね。

そして、②サッカーをあきらめてブランコで遊ぶ。ですが、これは
次男は望む結果を得られない、お友達はお友達の望む結果を得られますので
『lose-Win』自分は負けて、相手が勝つパラダイムと言えます。

最後に、③サッカーができないのならもう遊ばない。ですが、これは
次男もお友達も望む結果を得られませんから、『lose-lose』自分も負けて
相手も負けるというパラダイムです。

『Win-Winを考える』とは、自分も相手も望む結果を得られるためにはどうしたらよいか『考える』という事です。
例えば、サッカーで遊んだあとに、ブランコで遊ぶ、など、自分も満足、相手も満足、そういった選択肢を探すことが『Win-Winを考える』なのです。

そして、この『Win-Winを考える』その結果、今までなかった、自分の望みと相手の望みの更に上をいく、より良い選択肢を選ぶというのが、『7つの習慣』の第六の習慣『相乗効果を発揮する』です。

例えば、『ブランコサッカーという斬新な遊びを企画する』(笑)
これはどうでしょうか?ブランコとサッカー同時に楽しめますし、もしかしたら、どちらの遊びよりももっと楽しいかもしれませんよ!
この遊びが大流行して、ワールドカップ開催するようになったら、間違いなくこの二人がいる日本が優勝ですね!(笑)
と、変な想像をしましたが、このように、今までなかったものを生み出すことも『相乗効果を発揮する』なのです。
何かと何かを掛け合わせて、新しいものを創り出すには、別々の視点が必要、という事ですね。

今回は、子どもの遊びで考えてみましたが、身近にある、ちょっとした考え方の違い、意見の違いが、素晴らしい相乗効果を発揮する可能性を秘めています。私は『自分と違う意見、考え方、物の見方を尊重する』を大切にしていきたい、そして、いつか相乗効果を発揮してみたいなとチャンスを狙っています!(笑)

※「7つの習慣®」および「7つの習慣J®」はフランクリン・コヴィー・ジャパン社の登録商標です。

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