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海外勤務の経験という幻想
私自身も、海外での仕事は3年くらいになるでしょうか。
オーストラリア1年、シンガポール2年くらいのペーペーです。
このツイートはかなり共感できたので引用
自分も上記には同意で、15歳の時に初めてイギリスは語学留学にいったんですが、そこで初めて「日本以外の国もこの世に存在する」的な衝撃を受けました。まだ若く、何も知らない自分だったので感受性も強く、色んな刺激を受けたのを昨日のことのように覚えています。
人間は、環境からのインプットにより形成される生き物であり、1つの国の価値観、文化、環境から得られるインプットと、世界中からの価値観、文化、環境をインプットし相対的に意思決定するプロセスを踏んだ方が、今後グローバルでビジネスや生活する方は良いと思ってます。
最終的には、自分の価値観や主観で仕事を進める(知らずに進めている)と思うのですが、その価値観には、たくさんのインプットをして総合的に判断するべきで、極論、至極当たり前ですが3人の中で育った方の意見は、その3人の価値観でしかないのです。
私がITの世界にいる以上、グローバルにならざる得ない状況で、自分のこの一辺倒な考えではなく、少しでもグローバルな環境に身を置き、少しでも多くのインプットを入れたいという思いから海外に出ました。
惨めな思い
ツイートにあるように、海外生活は大変で。
オーストラリアの時に、車の免許の更新に初めて行った時なんかはまともにオージーEnglishなんか聞き取れず、何言ってるかわからず、受付であしらわれました。その時は、適当に進めて物事は収めましたが、後々考えて、やはり英語ができない人間へのLookDownはオーストラリアにもありました。
自分へのいらだちと、あの受付のおばはんへのイライラ。。。
シンガポールでも、圧倒的に英語が主流ですが、こちらは移民国家ということもあり(オーストラリアもそうですが)、英語が喋れない人への対応が柔軟というか、日常になってます。英語が喋れない人への見下しなどはそこまでないですが、シンガポールはシンガポールで物価が世界一ということもあり、家賃に給料の半分を持って行かれ、車なんて持てないし、日本のようにトイレにウォシュレットは無いし、なかなか厳しいです。
海外勤務してると(特にIT企業では)海外支社のクローズがよくあります。海外で仕事探しも楽ではありません、起業もシンガポールは比較的楽といわれてますが、登記の仕方や、資金の集め方などまだまだ外国人の起業はハードルが高いです。
海外に住むメリット・デメリット
単純にそこで何を得たいかだけだと思うですが、デメリットを上回るメリットがあれば、そこに残るべきです。日本人はもっと海外に出るべきです。もっとグローバルになるべきです。
昔、中国でMTGがあったときに、韓国人、日本人、中国人でMTGをしました。日本人だけ、英語も喋らず、言いたいことも言わずにMTGが終わりました。そのときに、自分も含め情けなくも思いました。英語レベルなんてそんな変わらないし、ただ皆緊張していて萎縮していたのは伝わりました。
この状況は普通ではないと思いますが、この経験で自分自身は日本人グローバル化遅れてると思ってしまったのです。
日本のマーケットがシュリンクするから、みたいな事はどうでもよく、海外に出てグローバルな経験とたくさんの文化に触れ自分の価値観を見極め、成長した方がいいです。