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トランプ凍結とBigTech、イーサリアムの生みの親の言うことが一番納得できた

ので、ザラっと訳した。

言論の自由と先週の大規模な脱法行為をめぐる問題についてのちょっと書きたいので、一時的に自分の半ツイ禁を解除します。暴動はどう考えてもひどいものだったし、まだトランプの支持者たちはおかしくなっているので、現時点で言及がなされていないいくつかの点にフォーカスすることにします...


1.「究極の選択ボタン」のミームは、必ずしも等価でなく、正反対に位置するもう1セットのボタンがあります。

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ほとんどの人が議論しているのは、左の「民間企業はやりたい放題」対「検閲は悪い」のボタンです。しかし、右の課題もある...。

「客観的な」説明は簡単です。一般に、派閥AとBが争うときには原理原則が折り合わず、利害が衝突していることが多い。しかしある行動Xをとることで、Aの原則とBの利益が偶然に一致するという現象が発生することがあります。
BはXを支持したいが、原理原則に反することに違和感を感じており(通常、利益は原則に勝る)、AはXに反対したいが、同様に違和感を感じている。これは部族間の紛争では頻出のパターンであると思います。
(為念、私はそれらを同レベルだと主張しているわけではありません)

しかし今回の事案において、通常はグローバル資本の権力を支持しない多くの人々が、民主的に選出された代表を蹂躙するBigTechのCEOを応援しているという事実には、いくらかの内省があってしかるべきです。──彼らが間違っているとは言っていません...ただの内省です。


2. 私の理解では、ジャックがトランプ氏を永久追放することは自由民主主義の一つの原則に反している(ジャックは投票で選ばれたわけではない)ものの、同時に自由民主主義のもう一つの原則である権力分立においては成功といえるだろうということです。
ソーシャルメディアや政府の強い干渉のコントロールにより得られる利益は多くありますが、それらの調整はある程度切り離された環境下で行われるものであるはずです。権力を二分することで、一つが壊れたときに他方がカバーできるというリスク分散につながります。


3. 重要なポイント:Twitterユーザーの拠点は米国というわけではありません。グレン・ウェイルの言葉を使えば、ツイッターの「自然な政治」はどの国のそれとも違う。そのため、米国中心のTwitterのガバナンスモデルは、多くの問題を抱えている可能性があります。


4. 今日の“ジャックテーターシップ”にはまた、大きな欠陥があります。「合法性」に欠けるということです。Twitter Safetyの意見は、正直なところ論拠が乏しく、事後的な正当化のように読み取れます。
Twitterのモデレーションには多くの恣意性や矛盾があります。このツイートはまだアップされているし。

そういう意味ではこちらも(いや、私はこれらを「等価」だと主張しているわけではありません)。

制限のルールや不服申し立ての手続きなど、明確な制度がありません。


5. 個人的には、ジャックには二つの選択肢があると思います。一つはTwitter自体を民主的で合法的なプラットフォームにすること。ユーザーが運営のメンバーに投票できるようにするなどですね。
もう一つは、Twitterをより電子メールに近いものにすることです。この場合は、モデレーションの問題をインターフェースのレイヤーに押し込んでしまい、多くの異なるインターフェースが存在する可能性があります。

e*2. 閑話休題、ここで数学クイズ。アメリカの政治と数学の違いは?──数学ではQは合理性の象徴である。

6. グローバルなコミュニケーションスペースは貴重な存在だと思います。私が心配しているのは、「既存の」政治哲学(自由民主主義とそうでないものの両方)が、ソーシャルメディアのガバナンスを非常に国家中心的にしてしまうことで、それらの外形が破壊されるおそれがあるということです。
ここで、暗号にできることがあるかもしれません。その可能性を探るためにも、思考を整理し、ある種の課題が存在することを認める必要があります。
私は──彼の提案の細部には同意できない部分があるとしても──生産的な道を切り開こうとしているヴラド・ザンフィル氏を高く評価しています。


7. Parlerを潰そうとする試みは非常に気がかりです。Apple、Google、AWSは、ソーシャルメディアサイトというよりも、「コモンインフラストラクチャ・プロバイダー」のようなものです。Parlerには存在する権利があります。


8. TwitterがSci_Hubを凍結したのは悲しいことです。SciHubのテレグラム・ボット https://telegram.me/scihubot にアクセスして、出版カルテルが神に与えられた権利を侵害するのは絶対にやめたほうがいい。


9. コンテンツ固有の制限なしにオンライン言説の質を向上させる方法があります(確固たる中立性を確保するのは難しい)。
人々がリアルの世界よりもインターネット上で“悪くなる”ことはよく知られた現象です。Greater Internet Fuckwad理論という名前さえある。
しかし今日、インターネットの功罪はそれほど簡単なものではありません。オンラインでの、匿名ではないやりとりの多くは礼儀正しいものです。インターネットとつきあう術をブラッシュアップし、私たちをより“プロ・ソーシャル”にする方法はあるのでしょうか?私はあると思います。


私はジャックのこれまでの実験的試みを信用しています。“引用ツイートをデフォルトにする”はいい試みでした。他に何かできることはないだろうか。あるいは、つぶやきを減らして長文(2021年に私がやっているように)を増やすだけでいいのかもしれない。
暗号はここでも力になることができます。Peepethは素晴らしい挑戦だ。もう一つの面白いプランは、Klerosによってモデレートされた分散型フォーラムを試すことだろう。Klerosは、バイデンが選挙に勝ったと正しく判断することで、すでにその正気を示しています。
匿名性と長期的なレピュテーションを組み合わせたクールなアイデアを試してみることもできます。
基本的にはプライバシーを守りながら、特別な知識がなくてもユーザーにアカウンタビリティを課す方法を維持しています。

どれを選んでも、多かれ少なかれ茨の道ではありますが、やるべきことは山積みです!


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