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おとんと4泊5日ニューカレドニアへ

2020年2/29〜3/4ニューカレドニア

※これが鎖国前最後の海外※

2月に入って、新聞に掲載されていたニューカレドニアフリープラン4泊5日が安かった。2017年のベトナム周遊以来、おとんと海外に行ってなかったが、誘ってみた。現地ツアーも予約して、夜便エアカランでニューカレドニアへ。到着は深夜。入国するのに、健康チェックカードを渡されて、並びながら記入。検温されて入国。ターンテーブルから荷物をピックアップして、両替機で両替。混載車で各ホテルを寄りながら、我々のホテルには我らのみ下車。

申し込み時に、「父と参加なので、ベッドはツインで」とリクエストしたのに、ダブルだよ…。今晩はハウスキーパーがいないとのことで、明日ツインにしてくれるとの事で、ソファーをベッドにしてくれた。初日は移動のみ。

朝食なしのプランでも、ボンビー父娘は持参した食料で腹ごしらえ。そしてしょっぱなから現地ツアー参加。水着を着用。天国に近い島は、国内線に乗って行く所で、年金生活者と季節雇用者の我々が出せる現地ツアーは、アメデ灯台だった。ホテル前でピックアップのバスを待つ。ひとり参加のアジア系のおじさんもバスを待っていた。色んなツアーのバスが通り過ぎて行き、やっとアメデ灯台ツアーのバスが来た。港まで乗って、乗船。

各国からのツアー参加者で、主な言語でツアーの注意事項の説明があった。1時間くらいの乗船で、灯台がある島に到着。まずは灯台へ。灯台を間近で見るのって、リゾートバイトした犬吠埼の灯台以来じゃね?螺旋階段を上って、上からの景色を楽しむ。隅の方に鳥さんがうずくまってた。

景色を堪能した後は、島を徒歩で一周。一周できるかと思いきや、途中行けない所があったりした。ひとり参加のアジア系のおじさんが名乗りながら写真撮ってほしいとの事で、スマホを渡された。ピチピチのかなり短い短パンと派手なトップスとグラサンで、ポーズキメッキメ。思いっきり連写しまくってあげた。スマホをおじさんに渡したら、我々の写真も撮ってくれると申し出てくれたが、おとんも自分も手を振ってそれは不要であると伝えた。NZでお世話になった方に日本からエアメールを出すよりは、ニューカレドニアから出した方が早く届くと思った。アメデ灯台のスタンプを押してもらうのと普通のスタンプで値段がだいぶ違うから、スタンプと届く速さに変わりないなら、普通のスタンプでお願いした。

日焼け止めを塗りまくって、白い砂浜に荷物を置いて、おとんと交代で海へ。シュノーケルを借りるのが聞いていた金額と異なってたから、持参したゴーグルで潜ることにした。息が続く限り潜った。水温はちょうど良くて、気持ち良かった。人生初でウミガメさんと一緒に泳いだ!こんなに近くに来てくれるんだ。ウミガメさんの息継ぎの瞬間が可愛かった。閉じていた鼻の穴が広がるところが。魚の綺麗さはパラオかな。

ランチタイムはバイキングで、ポリネシア料理もあった。シーフードもたっくさんで、満足。踊りが始まった。ご指名を受けて(アピってないし、踊れないのに)伝統的なダンスを見よう見まねで踊った。楽しかった。

ヌメアに戻る船の中で、パッションフルーツの提供があった。思わずスタッフの女性に「これ大好きなんだ!」と伝えてしまった。友人と台湾で食べそびれたから、余計嬉しかった。

ホテルで降ろしてもらって、目の前の海でも泳いでみた。ニューカレドニアは仏の統治下だけど、海にいたのは元々の住民のみなさんが多かった。波が穏やかだった。夕焼けを眺めたあと部屋に戻るも、ベッドはまだツインのまま…。reception のお兄さんに、「昨日伝言したはずなんだけど…。もしツイン無理なら部屋交換して欲しい」と伝えたら、まだハウスキーパーがいるとの事で、部屋で待った。女性のハウスキーパーと一緒にファスナーで繋がったダブルのベッドを離して、シーツ掛け直した。夕飯は持参したもので済ませた。

3日目はヌメア中心部へ。歩けないこともないから、歩いてみよう。と各々写真を撮りながら中心部に近づいた。途中のスーパーをチェック。島だから、生鮮食品が高い印象。中心部に到着して、博物館巡り。最初は第二次世界大戦の様子がわかる博物館。おとんは日本語解説が読めるiPadを借りてた。おとんとはサイパン、パラオ、ここニューカレドニアで、それぞれの戦争の爪痕を辿った。日本がかつてしたことは、絶対に忘れてはいけない。

次は、ローカルな博物館。元々住んでいるみなさんの島の暮らし、仏との関係など展示物も興味深く、じっくり見学した。近くの公園でランチ。バゲットサンドを買って、おとんと半分こ。休憩したら、丘の上の写真ポイントへ。草ぼーぼーで、ガイドブックみたいに撮れなかった…。

中心部の行きたかった所は訪ね終えたから、カルフールとホテル寄りのスーパーで買い物しよう!ということになった。カルフールは広くて、仏のものがたっくさん売ってたから、テンション上がった。って、モロッコでもさんざんカルフール行ったじゃんね…。レジで会計済ませると、可愛いらしい女の子が日本語で「良かったら送ると父が行ってます」と声をかけてくれた。おとんにどうするか聞いたら、行きに寄ったスーパーで買いたいものがあるとのことで、彼女に「ありがとう!でも大丈夫」と伝え、少し離れた場所にいたお父さんに「メルシー」と挨拶して、2人に手を振った。恐らく、お母さんは日本人だろう。

おとんが買いたかったお土産チョコは、ニューカレドニアの景色や動物の写真で包まれていたもの。仏製。夕飯はお惣菜コーナーのホットフードを買って、ホテルに戻った。部屋に入るとまだベッドはダブルのまま…。receptionに再度掛け合った。幸いまだハウスキーパーがいるとのことで、ファスナーで繋がったベッドを離して、シーツを掛け直してもらった。夕飯に買ったお惣菜はまぁまぁだった。

最終日は少し南下したところにある小さい島、イロ・カナールへ。今日はくもり。水着を着て部屋を出た。小さい島へはボートタクシーで。ボートタクシー乗り場近くの浜では、若者たちがビーチバレーをしてて盛り上がってた。時間が来て乗船したのは我々のみだった。

10分くらいで島に上陸。まずは島を一周。小さくてもレストランは2軒あった。どちらもお客さん入ってなかったけど。この島、侵食されて、砂浜エリアが縮小されている模様。適当な場所に荷物を置いて、また交代で海に入る。今日の水温はおとといより冷たいし風もある。ここにはカメさんはいなかったし、カラフルな魚もいなかった。冷えてきたから、トイレで着替えて、戻るボートタクシーが来たから本土に戻った。近くに観光案内所があったから、資料をもらって、このエリアにある土産物屋を冷やかしたりしながら、ホテルに戻った。

昨日も行ったカルフールで、最後の買い物。仏製クレープやチーズ、オリーブを買い求めた。最後の食事として、パテ2種とバゲットを買って、港のベンチで食べようと、ベンチに腰掛けた途端に雨…。折りたたみ傘をさしながら食べた。長いバゲット半分こして、持ち歩いてたプラスチックのナイフでパテを塗って海を眺めながら食べるってのは、ある意味、日本じゃやらないことだから新鮮だった。遂にボンビー父娘は最後の最後まで現地レストランに入らずにこの旅を終えた。リゾート価格がね…。初日の現地ツアーのランチで現地ごはんを味わえたから、我々はそれで良しとした。

ホテルに戻って、ホテルの目の前のビーチで夕焼けを眺めた。曇ってたり、雨降ったりしたわりに、この時間帯は綺麗な夕焼けだった。

部屋に戻って、シャワー浴びてパッキング。そしてピックアップ時間が来た。各ホテルを回って空港に到着。チェックインして、空港内を歩きまわって、イミグレへ。小さい空港なのに、出国審査所が見当たらない!仏語の案内読めない!!カンを頼りに進むと、空港職員が出入りしてるオフィスがあった。声をかけると、驚きつつ、イミグレの場所を教えてくれた。こんなに空港で迷うとは…。まだまだだな、自分。

帰国便もほぼ満席。エアカランの機内食は、可愛らしい紙袋に入れられて配布された。夜便だったから、このあとはよく寝た。


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