ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ8日目:ツアーじゃない1泊2日世界遺産オリンピアへ②
2018年1/8オリンピア②
6:30am過ぎ起床。世界遺産オリンピアの考古遺跡は8時amに開くとの事だから、身支度+朝食ですぐ出かけられるようにと思って。朝食7:30から。なんと!全く気付かなかったが、宿泊客は自分だけだったらしく、朝食はひとつのテーブルのみに用意されていた。パン3種、ハム、チーズ、オレンジジュース、コーヒー、ヨーグルト。オレンジジュース、酸っぱさが喉にシミたね…。「オムレツ食べる?」と聞かれて頼んで出てきたものは、油ギトギトのスクランブルエッグ。おとんの茶色い(醤油入れ過ぎて)スクランブルエッグと同等のマズさ。頑張ったが、二口でギブアップ。クロワッサンもどきをコーヒーに浸しながら流し込み、8時に出発。息子さんらしき男性に行き方を教えてもらった。昨日おばあさんが教えてくれた行き方と違う…。「曇ってるし、もしかしたら雨が降るかも知れないから、先に遺跡に行った方が良い」と教えてくれたからその通りにした。
遠路はるばるアテネからやって来て、やっとお目にかかれる世界遺産オリンピアの考古遺跡。ほぼ貸切。昨日部屋を案内された時に観た方良いと言われて、その後うっすらと観た遺跡紹介のビデオをなんとなく思い出しながら見学。ここはきっと入浴場かな?プールの跡??とかなんとか想像しながら解説の看板見てみると、自分の想像したのが案外当たってて、ダテに世界遺産巡りしてるワケじゃない。さりげなく学んでるんだと思った。
この遺跡にもねこさん。ついてきたりして可愛かった。一番興奮したのはスタジアム。ゲートをくぐると、そこにはトラックが!陸上をやってた時のあの時が蘇って来たね…。道具を使わない。自分の身体のみで闘う競技、陸上。不正を防ぐ為に、全裸の男子のみが競技していたというオリンピア。女人禁制。
ゆっくり見て回って、2時間弱かかった。博物館は1時間程で見終わった。って事は、もうこの町でやる事ないじゃん!店もロクに開いてないし。時計を見ると、11:00am。おっ!頑張れば、11:30のバスに乗ってアテネに早く戻れるかも。
宿に戻ったら、今年の1/1(めっちゃつい最近じゃん?)から宿泊税50セントかかるようになったとの事で1ユーロで支払った。「お釣り待ってて!」と、この時点で11:25近く。なんとも慌ただしいチェックアウト申し訳ない。11:30ピルゴス行きバスには無事乗れた。
12:10pmバスターミナル到着。「12:30アテネ行きお願いします!」と窓口に伝えると、席がないから15時のバスになると言われた。なんだと?「キャンセル待ちは?」と聞いたら、12:20に分かるとの事で、10分待って再びカウンターへ。14:30のエクスプレスに空きがあると言われた。それでもあと2時間はここでバスを待たねばならない。窓口のお姉さんが、到着時間は変わらないと教えてくれた。どういうこと?12:30発のは村に寄るバスで、エクスプレスはアテネに直行との事。アテネへはどっちのバスも18:30に着くとの事。これで納得。どうして行きのバスがあんなに時間かかったのか。バストラブルの他に、あちこち寄ってたからか…。
エクスプレスの席を押さえてもらって、ローカルバスでバスターミナルに来るまでの車窓から魚屋が見えたから写真撮りながら時間潰そうと思ったが、まずは腹ごしらえ。手持ちの果物、パン、ジュース。
バックパック背負って久々に歩いた。魚屋さん。あん肝ウマそう…。持ち帰って調理ってのもな…バックパックが重過ぎて、30分が限界。おとなしくバスターミナルのベンチに座ってた。
バス乗車時刻が来て乗り込む。一番後ろの席で両側おっさん。タバコ臭い。マジ無理。靴脱いで脚伸ばしたりしたりしてたら、おっさん席移ってくれた。そして出発。行き同様、バス車内クソ暑かった。あん肝買わなくて正解。
予定より少し遅れて18:30過ぎにアテネ着。こっから市バス乗って、メトロ乗ってまた同じ宿にチェックイン。もう3回目のチェックインで、毎度同じフロントの兄ちゃんはいい加減自分の長い名字覚えてくれたし。
夕飯は絶対刺身!とオリンピア出る前から決めてた。台所でニンニク3かけ刻んで袋に入れて、韓国系日本料理店へ。刺身セット15ユーロは出せないから、大トロ、エビ、タイ、サーモンそして白飯を注文。刺身…。特に大トロはヤバかった。久々に目を閉じた。寿司は江戸前のあのエビで残念。生じゃなかった。タイもサーモンもウマかった。ニンニクで刺身、サイコー!
支払い終えてお店のおばさんに「カムサハムニダ!」と言ったら嬉しそうだった。宿に戻りがてら、明日の空港行きのバスの時刻表をチェックした。1/1に感動した自家製フライドポテト屋に寄って、食べ納めの同じフライドポテト。調理してる兄ちゃんに遂に「ここのフライドポテトは世界一だ!」と褒めちぎりコメントしてしまった。笑顔でサンキューと言われた。このフライドポテトを食べる為だけにアテネにまた来たいくらい。
今回のシェアメイトの女子3人が人生や自分のやってることについて真剣に語り合ってるのは面白そうだったが、疲れたし、調子も悪いから会話の参加はパスした。