実録!糠床生活

世の中に健康ブームはいつでもあるものですが、自分にとっての健康ブームはたまーにやってきます。今がそう。

菌活、腸活と菌のチカラで健康になるわよう〜とありとあらゆるものに手をだし、口に入れ、健康に向けて活動中です。もちろん、ちょっとしたシタゴコロのダイエットなんかもあり、日々情報に振り回され一喜一憂の毎日です。

私自身は麹が主流の地域で育ったので、ぬかづけとは縁遠かったのですがあっというまに大きな容器でたくさんつけてたくさん食べる生活になってしまいました。

そうしてくると、あれこれ試してみたくなるのはぬかリーゼ、ぬかリーヌぬかジェンヌ?達のサガでございまして・・・

糠床に麹やビール、昆布やしいたけなどなどのいろいろな食材を混ぜ込んで味に奥行きをもたせたら、野菜の投入です。

大根・きゅうり・にんじんは鉄板食材ですが、「えええこんなものもいれるの?」というちょっとした変わりダネを入れたくなるのです。

お肉に魚はもちろん、蕪・セロリ・ジャガイモ・サツマイモ・長芋・アボカド・こんにゃく・ゆで卵・スイカの皮に摘果果物、羊羹にチョコレートまで・・・ありとあらゆるものが漬けられるのです。

これがまた、塩味酸味をまとって実に個性的な絶妙な味になり、ふくいくたる香りとともに達成感・満足感を感じられる非常に稀有な食物に変貌するのです。

ただ、糠漬けは体に良いのは当然なのですが、この味は必ずしも家族の同意が得られるわけではなく、作り手と食べ手に大きな隔たりを発現させる食品にもなっております。

そう、端的にいれば自己満足、なんですねえ。ある意味「菌教」といいますか・・・まあでもね、信じるものは救われる、お腹の調子が整うのは本当なのでぜひ機会がありましたら、マイ糠床で「ええ!こんなものも?」という話のタネを漬けてみませんか?

崇拝されるか変人扱いされるかは・・・あなた次第!(笑)



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