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読み途中の本の舞台へ! 民俗学フィールドワーク 『オオカミの護符』

私は『オオカミの護符』という民俗学の本を読んでいる。

何度も映画を見る機会を逃してしまい

再上映の機会も、なかなか訪れず。

なので、諦めて本を読むことにしたのだ。


『オオカミの護符』は、川崎市宮前区土橋で今なお残る山岳信仰の「御岳講(みたけこう)」でつながる人々を追ったドキュメンタリー映画である。
安泰な暮らしを祈念するための、武蔵御嶽神社の「大口真神」こと「オオカミ」のお札が、各農家の家に貼られていたのだという。


本は作者の郷里である「川崎市宮前区土橋」の農村から、話がスタートする。

かつては田んぼや竹林があり、筍の名産地として有名だっだそうだが、川崎市宮前区土橋は今や街である。

私は、たまプラーザは行ったことはあるが、
鷺沼(さぎぬま)という駅では降りたことがない。

「ちょっくら行って、この目で現地を見てくるか!」

思い立ったが吉日!
天候の悪い中、私は宮前区土橋に向かった。



準急に乗ったので、あっという間に鷺沼駅に着いた。

かつての山間部を彷彿とさせる
谷底にあるような線路と鷺沼駅
落ち着いた駅前の街の雰囲気。

聖蹟桜ヶ丘の空気を思い出したのは、
ここが高台だからだろう
変わった自販機に目のない私は、
500円と高いけど、珈琲缶を買わずにはいられなかった
酸味のあるコーヒーは苦手なんだけど、
このコーヒーの澄んだ軽さと酸味は極上だった!
こんなに美味しい缶コーヒーは初めて


前は坂
右も坂


公園なんかは、そのまんま
元の山を活かしている作りなのだろう


とにかくアップダウンの激しい地形だ。
坂が多すぎる。
東京の馬込や六本木あたりもだけど、元は、小さい山が連なっていて、凸凹していたんだろうな。

しかし、今となっては、ここがタケノコの里だったなんて、微塵も想像出来ない。
まだ、調布方面の武蔵野地域の方が想像出来るくらいだと、数年前まで吉祥寺周辺に住んでいた私は思った。

道路から見たマンション群
勾配差がわかりやすい風景
坂を登って、登って
はあ、坂が多い〜と息切れたところに
素敵なスーパー銭湯を発見!
平日でも1540円と高いけど、今は夕方4時で
空いてるから入っちゃおう!
高いけど、その分、天然温泉・サウナの設備が良かった。
疲れはすっかり取れて、生き返った

当館が「月刊文藝春秋」の『奇跡の温泉』特集に掲載されました!

源泉かけ流し風呂

東京近郊で、これだけ良い泉質の源泉かけ流し風呂は珍しい!


久しぶりに本物の温泉に入ったので、邪気が抜け、大地のエネルギーを吸収出来た。
(箱根まで行けば、もっとガッツリ、大地の気は充填出来るんだけどね)

帰りはまっすぐ坂を下って
宮前平駅から帰ることにした。

ここら辺は地価が高いそうで、
いかにもな高級マンションが並ぶ
川崎も横浜も広いから
未だに他県民は、全貌を把握できない

なんてことないプチ散策だったけど、
今読んでいる最中の本に出てくる現地を訪ねるのは、ワクワクした!

とはいえ、もう、土橋が出てくる章は読み終えてしまい、次の舞台は、青梅市だ。


来週私は、武蔵御嶽神社か秩父に、突撃するかもしれない。


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おおかみ のみね@521社で働いた運期研究家
不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。