読み途中の本の舞台へ! 民俗学フィールドワーク 『オオカミの護符』
私は『オオカミの護符』という民俗学の本を読んでいる。
何度も映画を見る機会を逃してしまい
再上映の機会も、なかなか訪れず。
なので、諦めて本を読むことにしたのだ。
『オオカミの護符』は、川崎市宮前区土橋で今なお残る山岳信仰の「御岳講(みたけこう)」でつながる人々を追ったドキュメンタリー映画である。
安泰な暮らしを祈念するための、武蔵御嶽神社の「大口真神」こと「オオカミ」のお札が、各農家の家に貼られていたのだという。
本は作者の郷里である「川崎市宮前区土橋」の農村から、話がスタートする。
かつては田んぼや竹林があり、筍の名産地として有名だっだそうだが、川崎市宮前区土橋は今や街である。
私は、たまプラーザは行ったことはあるが、
鷺沼(さぎぬま)という駅では降りたことがない。
「ちょっくら行って、この目で現地を見てくるか!」
思い立ったが吉日!
天候の悪い中、私は宮前区土橋に向かった。
準急に乗ったので、あっという間に鷺沼駅に着いた。
とにかくアップダウンの激しい地形だ。
坂が多すぎる。
東京の馬込や六本木あたりもだけど、元は、小さい山が連なっていて、凸凹していたんだろうな。
しかし、今となっては、ここがタケノコの里だったなんて、微塵も想像出来ない。
まだ、調布方面の武蔵野地域の方が想像出来るくらいだと、数年前まで吉祥寺周辺に住んでいた私は思った。
東京近郊で、これだけ良い泉質の源泉かけ流し風呂は珍しい!
久しぶりに本物の温泉に入ったので、邪気が抜け、大地のエネルギーを吸収出来た。
(箱根まで行けば、もっとガッツリ、大地の気は充填出来るんだけどね)
なんてことないプチ散策だったけど、
今読んでいる最中の本に出てくる現地を訪ねるのは、ワクワクした!
とはいえ、もう、土橋が出てくる章は読み終えてしまい、次の舞台は、青梅市だ。
来週私は、武蔵御嶽神社か秩父に、突撃するかもしれない。