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バレンタインのセクハラ接待は禁止すべき #仕事の思い出

コロナ禍前、とあるITコンサル会社が主催するバレンタインパーティーに参加した時のこと。

私は業務自動化(RPA)についての面白そうなプレゼンがあったので参加したのだが、プレゼンの後に1時間ほど、会社のご厚意で、ちょっとしたバレンタイン立食パーティーが開催された。

立食パーティーの終盤、私の横に若い女性社員がピタッとついて離れないので「???」と不思議に思っていたが、周りを見回して、彼女の行動の意味がわかった。

女性社員達が、参加者のおじさんたちにチョコレートを配る係をやらされていたのだが、それがあまりにも嫌すぎて、ずっと私の横にいるようなのだ。

彼女の顔を見ると涙目になっているので、よほどチョコレート配りが嫌なんだろうなと察した。
私はその女性社員がチョコレートを配る係をしなくても済むように、出来るだけ長く会話を続けることにした。

すると彼女は、ホッとしたのか、安堵の表情に変わった。


その様子に気がついた、若手の男性社員2名も気を利かせてくれて、「本日のプレゼントです。男からで申し訳ありませんが」と、粗品を渡す感じでチョコレートをおじさんたちに配ってくれたのは救いだった。

でも、会場に来たおじさん達の多くは、ただITのプレゼンを見たかっただけだと思うので、このイベント、バレンタインと日が重なっただけで、無理やりバレンタインパーティーにする必要はなかったと思うんだ。

女性の中には、本気で生理的に、異性に接待っぽいことをするのが無理な人がいる。男性恐怖や過去の異性トラブルトラウマなど引きずっている人もいるかもしれない。

私はお仕事だと割り切って、無心で何でもホイホイ配っちゃえるが、女性全員がそうとは限らない。



なので、いい加減、会社主催のバレンタイン関連のイベントは控えてほしい。


バレンタインイベントはあっても、いまだかつてホワイトデーイベントをやる会社を見たことがないのも不思議なもんだ。


⭐︎ 恐喝!?バレンタインの怖い話 ⭐︎


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おおかみ のみね @ 546社で働いた運期の探求者
不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。

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