オーラが金色な人々
東京・日本橋のコレド室町で、エレベーターに乗ろうとしたら、高そうなスーツを着た、姿勢のいいエレガントな紳士が、さっそうと降りてきた。
白髪が目立つので、50代だと思う。
顔立ちも整っているが、それだけではない。
霊感強い私は一瞬で「他の人との違い」がわかった。
オーラが金色だ!
オーラが金色なので、人そのものが、全身が、輝きを放っていた。
社長なのかな?
性格の悪いお金持ちなんかでは、出せないオーラだ。
知性、品性があり、人として正しく生きているのだろう。
ただ者ではなかった。
以前、大手メーカー(日本人なら皆、知ってる会社)の子会社で働いていた時に、会長が会社に訪問しにきた。
穏やかな人で、全く威張ったりしない。
腰が低く、でも威厳がある。
姿勢や体の大きさ関係なく、存在が堂々としていた。
オーラは大きくて、金色。
直径10メートルを包み込むほどパワフルだ。
お付きの人も、普通のサラリーマンに見えない。
ガチの執事。セバスチャン中のセバスチャン。
背筋はピンとしていてエレガント。
皇室の人のような気品。
なのに、付き人。
一流の付き人って、こんななのか!
この人、一人で歩いてても、大企業の社長だと思うに違いない。ハンパない品の良さ。
まるで、王族御一行!!!
なんて思ってたら、このクラスの会社の会長ともなると、サウジアラビアなど中東諸国で、王族と直接会って取引をしているらしい。
(王族って、何千人もいるのか・・・!)
王族ともなると、オーラが金色になるのか。
そんな世界は『花咲ける青少年』の漫画の中でしか知らなかった。
そういえば、実際、天皇陛下、皇后様を間近で見た時も、輝いていたなあ。
私のオーラは、長い呪いの期間を経たものの、
いつか輝く日が来るのだろうか?
私の未来は、丸で見えてこないが、何度か身近で"金色の王族オーラ"に触れられたことだけでも感謝をしよう。
いつか、ご縁がありますように。