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助けて!怖い人

私は時として、怖い人にすら助けを求めちゃうことがある。

たとえば深夜0時に、マンションの上の階から
すごく下手くそな歌を、大声で、
しかも裏声で歌う男が、止まらない時・・・。
あっ!ダンスまで加えてきた!
ドカドカ、うるさーーーーい!


奴を止められるのは、怖い兄ちゃんしかいないかも!
「うるせえ!夜中に歌ってんじゃねえ」って
怖い人が、凸撃してくれないかなあと、願ってしまう。



深夜2時から4時にかけて、道端で大声で馬鹿騒ぎしてる大学生集団がいた時も・・・。


深夜だから会話の一部始終が聞こえてくるんだけど、警察が注意したくらいじゃ、解散しないんだよね。

そんな時も
「助けて!怖い人」って、願ってしまう。

「今何時だと思ってんだ、このやろー!」って、
ボコりに行ってくれないかな、と妄想してしまう。



前に一度だけ、怖い人が助けてくれたことがある。

うちのマンションの住民に嫌がらせをするのが趣味な
お隣の夫婦の奥さん(おばあさん)が、
マンション住民の女性に、朝6時に突然喧嘩をふっかけたようだ。
声が上の階まで、響いてきた。


そしたら、マンション住民さん、ガチ切れして

「何なのよ!あんた!
 初対面なのに!
 なんなの!邪魔っーーー!

 あっち いけーーーーーっ!!!」

って、すんごい大声で叫んだ!


それからは、隣の奥さんがマンション住民に嫌がらせをすることがなくなったんだ。


「ありがとう。(怒らせると)怖い人」

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おおかみ のみね@523社で働いた運期研究家
不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。