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「自分を100個ほめてみる」ワーク
おそらくどこかで書かれていたワークだと思いますが、今年のノートブックを見返していて、こういう物がありました。
「自分を100個ほめてみる」。
激ムズだなあと思いましたね。
ではなぜ、難しいと思ったのか。
多分、そっちのほうが大切なのだと思います。
多分、ほめるということに抵抗感とか、恥ずかしさとかがあるのだと思います。ほめるのがヘタな人とかもいますからね。
なお、個人的には調教が上手い方はほめ上手だと思っていますwww
あとは、毎度おなじみ「わたしなんか」思考ですね。
わたしなんかって思ってると、だいたいのことにブレーキがかかります。
これを取り除くためにも、ほめ倒すのは、やっておいたほうがよさそうです。
たとえば、小説書いて、書けなくて苦しくて、書いてもpv上がらないとか。
この界隈だとありがちですが。
「なにかを作ろうとしてえらい!」
「物語を考えてえらい! よっ! 創造主!」
「一文字かけた!? 天才〜」
「しんどいっていえた? 凄い! 自分と向き合ってる!」
「WEBサイトに小説掲載しただけでエライ!!」
「読んでくださる未来の読者のために執筆してるの凄い!」
「自分のアクセスしかpvがない? 凄い、ちゃんと読み直してる!」
「書くスピードが遅い? 徒競走じゃないのにスピードまで考えてて凄い!」
「pcの前に立っただけでエライ! 私の行動の先に未来があるっ!!」
もうね、いくらでも出せますよ。
感謝ワークとかも、この調子でいくらでも出るんです。感謝することってめちゃくちゃ多いんですよ。
いま、ネットワークに繋がって、noteを書いていることだって、平和な世の中で、安心して電気ガス水道、公共インフラが使えているからこそです。
私は、公共インフラ系のSEだったのですが、
「100%動いて当たり前」「トラブルは即ニュース沙汰」という世界でした。
業界違う例え話します。
お部屋に帰って、スイッチを入れて、電気が付いたとき。
「ああ、今日も電気が付いた。ありがとう。これで夜でも快適に過ごせます。ありがとう」
と感謝するのなんか、大規模災害のあと停電あけて数週間だと思います。そしてまた電気が付かなくなったときに、電力会社に文句を言うと思います。
けれど、電気を各家庭に届けるためには、発電、送電、配電、受電その間に、さまざまなシステムや設備を経由しています。
また、24時間365日、絶え間なく、この文明社会を維持するため、メンテナンスは概ね夜中に行われます。
電力会社はこうも言えるのです。
「メンテナンスしますから、2ヶ月間、昼間の電気止めますね」
実際には発電を止めると、その間、売電収入が無くなるので、電力会社のメンテナンスというのは、小さなところから大きなところまでありますが、定期メンテナンスだと、たしか数ヶ月かかるものもあり、炉を止めて行う定期検査の場合、その間、毎日費用が一億円以上かかるはずです。毎日です。(発電規模による)
また、超特高圧を扱うため、事故で殉職されるかたもいます。ちょっとした作業ミスで死ぬ世界、と考えていただければ。
さて、なんでこんな話をしたかというと、こんな苦労など、ユーザーは知らないのです。
だから、電気を大切になんか使いません。
けれど、本当は、ここに感謝できることが潜んでいるという話です。
当たり前に受け取ってるものは、当たり前に提供されているわけではなく、ましてや、
「お金払ってるから良いだろ」
などという傲慢な事を言えるようなものでもないのですよね。
で、この「当たり前」に思っているものの中に、自分への「ほめ」も入っていると思います。
電力会社さんなら「今日も無停電でエライ(本当に奇跡!)」「今日も発電してた!」「今日も一人の作業員さんの死亡事故もなかった!」とかです。
さて、上記の自分への「ほめ」で、さらに考えてみましょう。
小説描きの人が自分を「ほめ」る前にちょっと考えておいて欲しいことが。
まず。
殆どの人は自分で小説を書こうとは思わない。
ということです。身近にいる創作をしない人に聞いてみて!
だから、書いてるだけで凄いです。間違いない。
毎日、創作のことを考えて悩んでいる人も、よりよいものを書いたり、よりよい評価を得ようとして悩んでいるわけです。
なのでもう、これは本当に向上心があって凄い!!
間違いないです。
たとえば、スタバに行かないと執筆出来ないよォという方。OKです。
私は、スタバで執筆してて(よりによって資料を拡げながらの歴史物)、
知らん子供「ねーなんであの人、大人なのに勉強してるの?」
知らん母親「ああいう恥ずかしい人間になっちゃだめよ~」
という超絶勘違い人間からの通り魔的罵倒を受けたことがあります。いやはや、その子の将来が楽しみです。
つまり、人間、暇があったら寝てたいし、ネッフリでも見てたいし、YouTubeで動画でも見てた方が良いんです。
なのに勤勉に創作のことを考えて日々創作活動に勤しんでいるわけです。
これは本当に凄いことですぞ!!!
というわけで、いくらでもほめるところはありますよ!
私、考課を自己評価オール1で付けてきた子を、一年で自己評価出来るところまで回復させた女だから、ほめ倒すの得意だよ!
このブラック会社で鍛えた褒め言葉を浴びたかったら私に言って!
ってくらいなので!!
なので、気軽に何でも、ほめましょう!!
まずは。
こんなとこまで読んでくれてありがとう!
あなたの心優しさと忍耐強さは本当に素敵だと思う!
読みづらい文章なのに読んでくれたんですものね。。(それは私、改善しろよって話ですけどww)
本当にありがとう。
あなたのおかげで、わたしはnoteを毎日更新出来てます。
本当に!!
まあまず、みんな、自分を100個ほめてみて!!