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【SDGsで今を知る!】皆が住み続けられるまちづくりをとは?

こんにちは。

住谷知厚です。


現在の日本は、基本的にはどの地域でも過ごしやすい環境が整っているとは思いますが、それでも多くの人が東京などの都市部へと移住してくる人も多いように感じます。

人が集まるというのはもちろん良いことではあるのですが、その反面様々な問題も発生します。

それは日本だけではなく、世界の国々でも共通して言えることだと思います。

そこで今回は、SDGsの11個めの目標である”住み続けられるまちづくりを”について紹介していきます。


住みやすいまちづくりに求められるものとは

写真ACより出典

まず、今回紹介する目標のテーマは、「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」となっています。
ここで言われている「強靱(レジリエント)」という言葉はSDGsの9個目の目標である「産業と技術革新の基盤をつくろう」でも使われています。

本来は「強く壊れない」という意味合いになりますが、SDGs内での意味としては「壊れてしまってもすぐに復旧させられる力」となっています。

つまり、11個目の目標では災害などにあったとしてもすぐに復旧できる都市をつくることを目指していることになります。


すぐに復旧できる都市の必要性とは

では、何故この目標が必要になるのでしょうか。
現在世界の都市部で暮らしている人の数は約35億人ほどです。

そして、これからも都市部の人口はますます増えていくと予想されています。
誰しもより良い生活を求めるのは当たり前のことだと思うので、当然のことではないでしょうか。

しかし、冒頭でも述べたように人が増えればその分問題も増えます。

例えば多くの人たちが暮らす都市部に、地震や台風の自然災害が襲ったとします。

電気やガス、水道といったインフラが途絶える可能性がありますよね。
そうなると、多くの人の命が失われることが考えられるため、人が増えればその分リスクも大きくなります。

また、人が密集する都市では貧富の差などから「スラム」と呼ばれる危険な犯罪が起きやすい地域が生まれる可能性が高いと言われています。
貧富の不平等が犯罪の動機になり、治安が悪化することも考えられますね。

上記のような問題防ぎ、多くの人が健康で快適に住み続ける為にもこの目標が必要になると言われています。


自分たちができることは何か

写真ACより出典

この目標に対して、日本で行われている取り組み事例を紹介します。

三菱電機株式会社では、MaisartというIT技術を活用したものの開発を行っています。

例えば、車椅子を押している人などあらかじめ学習した人の属性を探知するという人属性探知機や、一定時間以上同じ場所に置かれた物を探知するという置き忘れ探知機などがあります。

個人でもできることも、もちろんあります。

それは自身が住んでいる地域のイベントに積極的に参加したりして地域の人との”コミュニケーションを深める”ことです。

近くに暮らしている人たちとの信頼関係を築くことで、何か起きたときでもすぐに協力し合い対処することができるのではないかと思います。


最後に

僕は、この目標について知ることで、改めて人との関わりが大事だと気付きました。

もちろん早急に復旧するインフラを整えることも大切なのです。
しかし自然災害が起きたあとの対処や犯罪を未然に防ぐことは、1人1人の協力があるからこそできることだと思います。

僕自身仕事でも普段の生活でも人とのコミュニケーションをより大切にしていきます。


それでは今回はここら辺で!


《参考》
SDGs|目標11 住み続けられるまちづくりを


住谷知厚(すみたにともひろ)

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