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【大胆提言!】2025年・AI経済圏ができる世界で、頭角を現すための戦い方(前編・後編)|#超知性ASI時代のDX企画書のネタ帳

【著者情報】

近森 満(ちかもり みつる)
株式会社 サートプロ 代表取締役 CEO(人材育成・教育支援)
一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格)
電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定)
IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定+DX認定)
ET教育フォーラム 合同会社 代表(コンテンツ制作)
経済産業省 地方版 IoT推進ラボビジネス創出事業メンター(IoT支援)
経済産業省 地域DX推進ラボビジネス創出事業メンター(DX支援)
デジタル庁 デジタル推進委員(デジタル化支援)
DX事業共同組合 設立理事(DX推進)
https://www.certpro.jp/blogs/dx_chikamori/

【記事概要】

2025年、AI経済圏の到来が現実のものとなりつつある中、企業や個人がどのように対応すべきかを考える必要があります。本記事では、「攻める、その一点突破!」をテーマに、超知性AI時代のDX戦略、人材育成、そして個々の行動指針について解説します。


【本文】

こんにちは、株式会社サートプロの近森満です。本日は2025年元日という特別な日に、新しいAI経済圏の到来を見据えた戦略についてお話しします。

大胆提言!AI経済圏の形成とその影響

2025年、AI経済圏は現実のものとなります。この経済圏は、これまでのテクノロジーの進化とは異なり、生成AIやAGI(汎用人工知能)、さらにはASI(超知性AI)の出現によって支えられています。NVIDIAの調査によれば、2025年のAIソリューションへの世界的な投資額は3070億ドルに達し、2030年にはその影響が世界GDPの3.5%に及ぶと予測されています。

日本国内に目を向けると、2024年には国内AIシステム市場が1兆円を突破し、生成AI市場は1016億円に達する見込みです。2025年にはさらに成長すると考えられており、これらの市場動向は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の重要性を一層高めています。

また、このような経済圏の形成は、単なる経済効果にとどまらず、社会構造全体にも影響を与えます。教育、医療、行政といった分野でも、AIが中心的な役割を果たすことが予想されます。これらの変化に対応するため、企業だけでなく個人レベルでも準備が求められます。


DX推進の鍵となる戦略

AI経済圏で成功を収めるためには、以下の戦略が重要です。

1. AI活用への積極的な姿勢

生成AIをはじめとする新技術の活用は、競争力を維持・強化する上で不可欠です。例えば、農業分野ではAIを活用した収穫量の最適化、製造業ではAIを用いた予測保守が進展しています。これにより、産業全体で効率化と新しい価値の創造が期待されています。

加えて、小売業では、AIを活用した顧客体験のパーソナライズが進んでいます。たとえば、AIが購入履歴や趣向を分析し、最適な商品提案を行うことで、売上向上が図られています。このような応用例は多岐にわたり、企業のビジネスモデルに革新をもたらしています。

2. 国内外のAI産業との連携

日本国内では、半導体産業の復活が注目されています。熊本県菊陽町のTSMC工場や北海道千歳市で建設中のRapidus工場がその象徴です。これらのプロジェクトは、AI領域の競争力強化に向けた重要なステップとなります。

また、国際的な連携も鍵となります。欧米やアジア諸国との技術協力を通じて、より高度なAI技術の実装が可能となり、グローバル市場でのプレゼンスを確保することができます。

3. 言語の壁を超える取り組み

生成AIの進化により、言語の壁が取り払われつつあります。これにより、日本企業がグローバル市場でのプレゼンスを拡大する可能性が広がっています。

たとえば、リアルタイム翻訳技術の進化により、海外顧客とのコミュニケーションが容易になっています。これにより、より多様な国や地域で事業を展開するチャンスが増加しています。


個人に求められるスキルとマインドセット

AI経済圏において、個人が成功するためには、以下の2つが鍵となります。

1. AIとの協働

AIは、日常業務の効率化や新たなアイデアの創出を支援する強力なツールです。しかし、最終的な意思決定や人間的な共感を伴う対応は、人間自身に委ねられています。AIを使いこなすだけでなく、自身の強みとAIを掛け合わせることで新しい価値を創造するスキルが求められます。

たとえば、クリエイティブな業界では、AIを活用してデザインやコンテンツを作成することが可能になっています。一方で、AIが提供する提案を適切に評価し、人間ならではの視点で修正や改良を加える能力も重要です。

2. プロフェッショナリズム

プロフェッショナリズムとは、自身の仕事に対する責任感や高い基準を持つことを指します。生成AIが普及した時代では、AIを適切に活用し、成果を最大化するプロ意識が重要です。

さらに、学び続ける姿勢が求められます。技術の進化が著しい現代では、一度習得したスキルにとどまらず、新しい知識や技術を取り入れることで、常に時代の先を行くことができます。


「攻める、その一点突破!」の実践

2025年は、行動を起こすための絶好の年です。「一点突破」という言葉には、特定の領域に集中し、大きな成果を上げるという意図が込められています。企業では、生成AIを活用した新規事業の創出や、既存業務の効率化を図ることが求められます。また、個人では、リスキリング(再教育)を通じて、超知性リテラシーを身に付けることが大切です。

具体的な実践例として、企業は業務プロセスのデジタル化や自動化を進め、リソースの効率的な配分を図るべきです。一方で、個人はオンライン学習プラットフォームを活用し、新たなスキルを習得することが推奨されます。

また、失敗を恐れずチャレンジする姿勢も重要です。新しい分野に挑戦することで、自身の可能性を広げ、より多くの機会を手に入れることができます。


まとめ

AI経済圏が広がる2025年、企業や個人が頭角を現すためには、行動を起こし、変化を受け入れる勇気が必要です。DX推進と超知性リテラシーの習得を通じて、私たちは新しい未来を切り拓くことができます。「能書きを捨て、AIと共に外へ出る」という意識を持ち、未来を形作る一歩を踏み出しましょう。

成功の鍵は、「変化を恐れない心」と「行動する意志」です。この2つを持ちながら、新しい時代を一緒に作り上げていきましょう。

【音声配信】

新しい年の始まりに、今回のテーマについて音声でも深掘りしました。聞くだけでインスピレーションが得られる内容となっていますので、ぜひお楽しみください!


【ハッシュタグ】

#AI経済圏 #DX推進 #生成AI #超知性リテラシー #リスキリング #デジタル変革 #AI活用 #DX戦略 #未来志向 #攻めの姿勢


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近森満|DXコンサルタント/IT人材育成/検定事業化|超知性AI時代のマインドセット
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