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生成AIに「させたいこと」を言い換えたら納得、もげうなな件〜AIとの対話で気づく、本当にやりたかったこと〜|#超知性ASI時代のDX企画書のネタ帳

【著者情報】

近森 満(ちかもり みつる)
株式会社 サートプロ 代表取締役CEO(人材育成・教育支援)
一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格)
電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定)
IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定+DX認定)
ET教育フォーラム 合同会社 代表(コンテンツ制作)
経済産業省 地方版IoT推進ラボビジネス創出事業メンター(IoT支援)
経済産業省 地域DX推進ラボビジネス創出事業メンター(DX支援)
デジタル庁 デジタル推進委員(デジタル化支援)
DX事業共同組合 設立理事(DX推進)

https://www.certpro.jp/blogs/dx_chikamori/

【記事概要】

生成AIを利用する際、「AIにさせたいこと」を言い換えることで、より自分の意図に近い成果を得られるという発見を紹介します。この「言い換え」の工夫がもたらす効果や、生成AIとの対話から学ぶ自己の本当のニーズについて解説し、さらに超知性AI時代における活用のヒントを具体例を交えて提案します。

【目次】




【本文】

1. 生成AI時代の新発見:「言い換え」の力とは?

生成AIを使う際、意図を正確に伝えることの難しさに気づいた経験はありませんか?単に指示を出すだけではなく、AIにどのような成果を求めているのかを「言い換え」で伝えることで、AIが生成する内容が格段に向上することがあります。

例えば、「文章をリライトしてほしい」という指示を、「この文章をもっと説得力のあるものにしてほしい」と言い換えると、AIが意図をより深く理解し、期待に近い結果を出します。

この言い換えの工夫は、生成AIをより効果的に活用するための基本スキルとも言えます。AIは人間の意図を完全に理解するわけではないため、的確な表現でコミュニケーションを取ることが重要です。

これがもげうななのです!

《参考》
もげうな(首がもげるほどうなづくという意味、放送作家のSHOWGOさんのSHOW語ですw)


2. AIとの対話が生み出す「気づき」のプロセス

生成AIとのやり取りの中で、気づきが生まれる瞬間があります。それは、AIが提示したアウトプットを見て、自分が本当にやりたかったことや、求めていた結果を改めて認識する時です。

例えば、「デザインを改善したい」と漠然とした希望を伝えた場合、AIの生成物が自分のイメージと合致しないことがあります。しかし、アウトプットを見て「何が足りないのか」「どう変えたいのか」を具体化することで、自身のニーズがより明確になります。

このプロセスは、単なる効率化ではなく、新たなアイデアや可能性を生み出す原動力にもなります。生成AIは、単なるツール以上の存在として、私たちの創造的な思考を刺激します。

なんだかんだ言っても生成AIに助けられる人間。
人間のキャパはあまり変わらないけど、生成AIはどんどん学習して賢くなっっていきます。

人間=シナプスほぼ一定
AI=学習し無限に成長(※諸説あり)

3. 私達を全力でサポートする生成AI、その時人間は?

かっこいいこと言っていないで納得できる言い換えをしてみましょう!

デザイン

・伝えたいイメージをうまく形にできない人のための視覚表現サポート
・見た目にこだわる人のためのアイデア具体化支援
・「イメージはあるのに形にできない」を解消するビジュアルの共創

ライティング

・言いたいことがまとまらない人のための表現と文章構築の支援
・書きたいけど言葉に詰まる人のための言語化補助
・「頭の中でぼんやりしたアイデア」を魅力的な文章に変換するパートナー

画像生成

・イメージはあるけど手が動かない人のためのビジュアル作成支援
・頭の中のイメージを形にするビジュアル化の手助け
・「頭に浮かぶビジュアル」をクリック一つでリアルにするツール

動画生成

・伝えたいストーリーを形にできない人のための動画化サポート
・話したいことを伝える手段が足りない人のための動きと物語の表現支援
・「伝えたい思い」を動きと物語で形にするストーリーテリングの支援

生産性向上

・雑務が多くてやりたいことができない人のための作業短縮と意思決定補助
・同じことを繰り返すのが苦手な人のための自働化と迷いがちな人の背中押し
・「やりたいことを邪魔する雑務」を自動で片付ける効率化のサポート

業務効率化

・面倒なルーチン作業が苦手な人のための時間と手間の削減支援
・面倒な作業を減らしたい人のための負担軽減と時間の再配分
・「時間が足りない」を解決するタスク整理とスピードアップの手助け

なんでも言い方次第ですね!

NAPKIN AI

4. 生成AIの活用事例:言い換えで得た納得の成果

事例1: デザインの進化

とあるユーザーが生成AIに「家族4人と犬1匹のアニメ風イラスト」を作らせようとしましたが、AIは家族5人や7人の画像を生成。そこで「特定の家族構成」と「シンプルな構図」を詳細に指定した結果、期待通りのイラストが完成しました。この例は、指示の具体性が成果に直結することを示しています。

事例2: 文書作成の支援

別の例では、「文章を分かりやすく」と頼むと漠然とした結果になりましたが、「この文をプロ向けの説明に」と言い換えることで、読者層を意識した洗練された文が得られました。


5. 超知性AI時代に向けたスキルセットとマインドセット

生成AIを活用するには、以下のスキルセットが必要です:

  • プロンプトエンジニアリング
    意図を正確にAIに伝える技術

  • 結果の検証能力
    AIが生成した内容を批判的に評価し、修正点を明確化

  • 言語表現力
    AIが理解できる言葉で指示を伝える能力

加えて、生成AIを効果的に活用するためには、柔軟なマインドセットも重要です。新しい技術への適応力と、自己のニーズを見直す姿勢が求められます。



6. DX推進における生成AIの役割

DX推進において生成AIが果たす役割は、以下のような多岐にわたります:

  • 業務効率化:反復作業の自動化や意思決定の補助

  • スキルギャップの解消:社員教育やキャリアパスの設計支援

  • 創造的な発想:アイデアの具現化や新規プロジェクトの企画立案

生成AIは、単なるツールではなく、人間と協働して価値を生み出すパートナーとなるでしょう。


7. まとめ:生成AIを活かした未来志向のDX企画

生成AIを効果的に活用することで、単なる効率化以上の価値を創造できます。そのためには、AIとの対話を通じて自分の意図を明確にし、柔軟な発想を持つことが重要です。ぜひこの記事を参考に、自身の業務やプロジェクトで生成AIを活用し、新たな可能性を切り開いてください。


【さいごに】

いかがでしたでしょうか?DXと生成AIについての理解が深まり、新しい視点を得ていただけたなら幸いです。当社「DX推進人材教育プログラム」では、無料オンラインコンサルティングも実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

では、次回の記事もお楽しみに!

【音声配信】

※ポッドキャストでさらに詳しい解説もご用意しています。ぜひお試しください!

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近森満@サートプロ|IT教育サービス/デジタル人材育成/検定事業化コンサルタント|壁打ち歓迎です!
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