マガジンのカバー画像

七草日記

絵やマンガなどの創作物、WEB記事やTwitterに書ききれなかったこと。あとは映画やいろいろな作品について、ネタバレを含むのでTwitterなどに書けないことなどを書いていきた…
絵やイラスト、身の回りのプライベートなこと、それからむやみにネットで拡散したくない作品への苦言など…
¥500 / 月
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

2021年のお礼、それから僕の身近で死んだ人たちと、遠くで生きている人たちの話

今年も一年お世話になりました。noteをフォローしていただいた方、マガジンを定期購読して頂いた方、本当にありがとうございます。 ずっと始める勇気がなかった月額マガジンを始めることになったのは、端的に言ってコロナ禍で生活が苦しくなったからでした。 記事を書くためにできるだけ多くの作品に触れ、作品の背景に触れるために過去の著書やインタビューの書籍も探すと、原稿料の差し引き分はどんどん減っていきます。中には「これは経費でいいよ」と言ってもらえるものもありますが、記事にならなかった部

ツイッター映画ライターが豊崎由美氏と栗原裕一郎氏のtiktok批判に思う『推す批評』と『斬る批評』、かつて小沢健二を批判したあるロキノン女性ライター、そして広瀬すずはなぜ李相日監督を信じるのかという話

長いタイトルですまん。記事も長い。6838文字あります。まずは今回の件のあらすじです。 詳細は上のリンクを読んでいただくとだいたいわかると思います。有名書評家である豊崎由美氏が、アマチュアTikTokアカウントを貶し、「そんなもので本が売れたからどうした」「この人に書評書けるんですか」と言った。この件について誰もが思うことでしょうが、あまりに筋が悪い。書評書けるも何も、相手は一介のアマチュアです。出版産業の屋台骨が揺らいでいる時に無料で若い世代に小説をすすめ、しかも実際に若