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2021年のお礼、それから僕の身近で死んだ人たちと、遠くで生きている人たちの話
今年も一年お世話になりました。noteをフォローしていただいた方、マガジンを定期購読して頂いた方、本当にありがとうございます。
ずっと始める勇気がなかった月額マガジンを始めることになったのは、端的に言ってコロナ禍で生活が苦しくなったからでした。
記事を書くためにできるだけ多くの作品に触れ、作品の背景に触れるために過去の著書やインタビューの書籍も探すと、原稿料の差し引き分はどんどん減っていきます。中には「これは経費でいいよ」と言ってもらえるものもありますが、記事にならなかった部分などは自腹です。そうした中で、生活の部分は働いて稼ぎ、ライターとしての原稿料で書籍や映画演劇などをまかなう、というきわどい橋をわたってきたのですが、コロナ禍はその生活の部分を直撃してしまいました。
だからと言って、嘘を書いたり、ネットの風に乗って安易な中傷をする記事は書きたくない。本当に優れた作品や、良いと思った人物たちの記事を書いていきたい。それで生活を削りつつ本を読み映画を見る、という感じだったのですが、それも危うくなり、藁をもつかむ思いで始めたマガジンでした。思っていたよりもたくさんの方に読んで頂き、本当にありがたいです。売り上げは色々な作品にふれたり、書籍を調べることに使えます。購読してよかった、と思っていただけるよう、これからもマガジンにも力を入れていきたいと思っています。
僕はツイッターでは実は、個人的な情報をあまり書きません。個人情報のこともありますし、固有名詞を伏せた間接的な言及でも拡散することで迷惑がかかる場合もあるからです。でも、マガジンという形式ならある程度は(名前を伏せた上で)身の回りの現実のことについて起きたあれこれを書いてもいいのかなと思っています。
これはもしかしたら、書いた後で「うーんやっぱりやめよう」と思ったら編集して消してしまうかもしれません。あまり拡散しない代わりに、あとからそうした「取り下げる」編集ができるのもnoteの便利なところかなと思っています。すみません。
2021年は、僕の周囲で身近な人が2人死にました。1人は職場の同僚が急死し、1人は従兄弟が自宅で遺体として発見されました。そのことについて。それから、メディアの向こう側で元気に活躍しているけれども、心配だなと思っている人のことについて書きたいと思います。
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