「こどもちゃれんじ」をはじめた理由と、その結果

※はじめに。
幼児教育通信教材の受講検討のためにこの記事をお読みの方は、まっっったくそのお気持ちには貢献できないと思いますので、あしからず。

心あたりはある。
やっぱりな、と思った。

息子が0歳のとき、ベネッセが発行する雑誌『ひよこクラブ』の無料プレゼントが、どうしてもどうしても欲しくて、応募してしまった。

「お客様の大切な情報をお預かりし、月齢・学齢にあった役立つ教育情報や商品のご案内をお届けします。 不要なかたはいつでもお手続きいただけます」

言ってるのよ。
ベネッセさん、ちゃんと言ってる。
「これで入手したお前の住所にガンガンDM送りつけてやっかんな!(意訳)」って。言ってる。

それわかってて応募してんだから。そりゃ届くよ、毎月みたいにさー。
しまじろうだよー!しまじろうだよー!って熱心に「こどもちゃれんじ」のDMが届く。想像以上の頻度で。届くわ、届くわ。

息子は「しまじろうからお手紙きたー!」って喜んでるし、無料DVD見て満足しているみたいだし、紙製の「お試し教材」も夢中で遊んでるし。
まあ、いっか、って。はじめのうちはそんな感じだった。

だけど、そんなことが一年、二年…と続いて。
遊び倒してボロボロになったお試し教材をセロハンテープで止めてまで、大切にしている息子を見ていたら、ふと、不憫に思えてきた。

正直、このお試し教材も自分にとっては紙ゴミでしかないのに、それを宝物みたいにしていつまでも遊んでいる息子。

す…捨てたい…。

この紙ゴミ、全部捨てたい。
この怒涛のDM攻撃から解放されたい。

即、申し込んだよね。こどもちゃれんじ。

二度とDMなんか送りつけてくんな!って。強い気持ちで。
(ちゃっかりお友達紹介特典もゲットしたけどね)

はじめて届いた正規の教材に、息子は狂喜乱舞した。
無料DVDで散々見てきた教材おもちゃの実物が目の前に現れて、こ…これが…みたいな感じで感動してた。

まったく期待していなかったけれど、息子はメインのワークも熱心にやってくれて、毎月届くとすぐその日にやり終えてしまうほど気に入っている。DVDも楽しんで見てくれている。

受講スタートした動機は不純そのものだけど、まあ、紙ゴミも届かなくなったし。
息子も喜んでくれてるし。
これで、めでたしめでたしかな、と思っていた。

ところがどっこい。

え、まだ毎月DM届くんですけど?

今度は「こどもちゃれんじ English」の。

なんてこと!
わたしとベネッセ(紙ゴミ)との戦いはまだ終わってなかったってこと!?

そしてまた紙ゴミで遊びはじめる息子。

実際の教材だろうが紙製だろうが、彼にとってはそんなことはどちらでもかまわない。
いや!違う!
何なら「これも本物のおもちゃ届かないかなー」とか言ってくる。

策士すぎだろ、ベネッセ!!

思わずまた受講してしまおうかとも考えたけれど、いやいや。ここで申し込んだら負けだ!!

「こどもちゃれんじ English」に入会した後は、絶対に「プラスコース」のDMを送りつける算段でいるんだよ、奴らは…。

まあ、こっちが本気出そうと思えば、いつだって「DM停止」っていう切り札はあるわけだけど。
でもさ、それは「逃げ」じゃん?
こっちから個人情報差し出しておいて、背中向けて関係切るなんて「逃げ」じゃん?(違う)

そんなこんなで、これからもきっと毎月届くんだろうな、紙ゴミ。
わたしがいつかまた「捨てたい!」と叫びながら、入会申し込みをするか、息子が学生さんでなくなるまで。

長い付き合いになりそうだね、しまじろう(DM)!
こうなったらとことん長期戦でやろうぜ!

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