リモワ師匠こと草壁タツオ先生(「となりのトトロ」のお父さん)に学ぶ、緊急事態宣言発令下での生活の極意

あれ?気づいちゃった。

みなさまご存知「となりのトトロ」のお父さん。

あの人、リモートワークしてたね。
あれ、リモートワークだったよね、確実に。

しかも在宅で仕事しながら、4歳児の面倒みてた。

イマドキじゃん、草壁先生!

風が吹き抜ける書斎。分厚い本をめくりながら仕事してたら、かわいい娘がそっとやってきて、庭で摘んだ花を並べながら言うの。

「お父さん、お花屋さんね」って。

あのシーン、マジいとおかし!

何度見ても素敵だなあって思ってた。
いま見ても、きっとそう思う。

あれじゃん。リモワって、あれ。

夢にまで描いた理想のリモワ像!!

あの憧れのシーン、いまこそ再現するときだわ!
草壁先生になりきって、机の上の花をひとつつまんで、ふって笑うの。
ディス、イズ、ささやかなしあわせ!!

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心配事を数えはじめたらキリがない。
こんな毎日が訪れるなんて想像もしていなかったように、いくら希望を捨てずにいても、数ヶ月後、わたしたちが望んでやまない「日常」が本当に戻ってきているのかなんて、だれにもわからない。

きっと草壁先生だって不安なこといっぱいあったと思うんだ。
妻の病状はもちろん気になるし、引っ越したばかりの土地で子供たちはうまくやっていけるだろうかとか。仕事のことだって、あれこれ悩んでたはず。
だけど、あの物語88分の間中、「お父さん」はそんな素振りを一切見せない。

妻の病気療養のために知り合いもいない土地にいきなり引っ越して、ワンオペで仕事も育児も乗り切りながら生活していくっていう、けっこうな離れ業をやってみせてるのに、終始「のんびり屋のお父さん」の雰囲気しか伝わってこない。

何者なの、草壁タツオ!めちゃくちゃかっこいい!

もうわたし、草壁先生のことリモワ師匠って呼ぶ!

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不安や不満。
だれかに話して楽になることももちろんあるけれど、そればかりでは何も解決しない。世の中、自分の努力だけではどうしようもないことがたくさんあって、もう「自分にできること」をやったら、あとは運命に身を任せるしかない。

この窮屈な毎日のなかでは、どれだけ小さくても、ひとつでもたくさん楽しいことを見つけらたら、それって大勝利だと思うんだ。

子供が元気で笑ってたらそれがいちばん。
パートナーが今日も生きててくれただけで最高だよ。

どれだけ忙しくても不安定でも、草壁先生がしあわせな人生を送っていることは、金曜ロードショーで何度も何度も見てきて知っている。

だからわたしは、あんな風になりたい。

すべてを一生懸命やって、ささやかなしあわせも見逃さない。むしろ、娘が机に並べたあの花こそが、すべての原動力になる。

リモワ師匠!自分、やってみます!!

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最後に、草壁先生が言ってたあの言葉を思い出してほしい。
いまのわたしたちには、めちゃくちゃ心に響く。
わたしはこの言葉を胸に、耐え抜いてみせるよ!

「みんなも笑ってごらん。おっかないのが逃げちゃうから」

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