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#14 あなたの物語を見つけたらいい

「地域おこし協力隊」を勧めるかって?うーん!微妙!とお伝えしました。それは、「地域おこし協力隊」は、地域協力活動を行いながら、都市部からその地方への移住定住を促進する一つの「制度」に過ぎないからです。

その制度を活用して、あなたのやりたいこと、あなたがなりたい自分、あなたの目指すもの、あなたが手に入れたいもの、あなたが求めるもの、を実現しようとしているだけで、それができそうな制度や方法は他にもあるかもしれません。

もちろん、税金で生活が賄われること、ミッション(地域協力活動の内容)のために使える活動費も支給されること、活動中の研修も豊富であること、退任後の起業・事業継承の支援もあること、など、経済面などでの支援がしっかりしているので魅力的です。#2でお伝えしたように、私が「地域おこし協力隊」はいい制度だと思う理由です。

大切なのは、制度を活用したその先、あなたのやりたいこと、あなたがなりたい自分、あなたの目指すもの、あなたが手に入れたいもの、あなたが求めるもの、が実現しそうか、です。

これは、協力隊制度に限らず、どの制度、どの方法、どのルート、どの手段、なんであれ、共通していることではないでしょうか。

その過程で、あなたの物語を見つければいいんです。他の人に分からなくっても、あなたの求めるものがありそうなら、あなたの物語を創っていけばいいんです。

私の場合、少々見つけました。他の人は分からない。ただ自分だけが、「これって、○○##△△※※、きゃ~、すごいつながりじゃなぁい!?」と鼻息を荒くしているだけです。だから、「地域おこし協力隊」を辞めるという選択をしなかったんだと思います。いくら事前に調べても、事前の問い合わせなんかでは絶対に分かりようがない、協力隊になって、地域や地域の人を知って、やり続けたその先にじわじわ出てきたものです。

さらに、私の場合、「地域おこし協力隊」になる直前の2年間、「地域おこし協力隊」の序章?エピソードゼロ?を自分1人で勝手に行っていました。地域協力活動をしていたわけではありません。「自分おこし協力隊」といったところでしょうか。自分活性化のため、自分おこしを、自分で、やっていた感じです。ここもいつか別アカで記事にしようかな。

この直前の2年間のエピソードゼロがなければ、さらにいうと、その前の自分の人生のあんなことやこんなことがなければ、私はここまで今の「地域おこし協力隊」の活動にピンともスンとも来ていなかったかもしれません。

どんな自分で、どんな出来事に出会うか、今となっては遅いも早いも選べないもんだと感じます。自分の成長もそう簡単に早送りできません。他の人が人生を倍速で再生しているかのように見えるかもしれませんが、その人だって、一時停止の時代があったかも。

だから、自分の物語を創ればいいんです。

ま、その物語で食べていけるわけではないんですがね(今のところ)!
困ったな!




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