はじめまして☺くれよんです🖍
はじめまして。
京都市に7月にオープンした児童発達支援事業所「くれよん」です。
京都市ではまだまだ少ない1日お預かり型の療育施設として誕生しました。
子どもたちの豊かな育ちを応援すると同時に、
保護者の皆さんにとって、子育てをする時間が幸せな時間になってほしい。
そう願いながら、スタッフが感じたこと、悩んだこと、学んだこと、活動のこと、プライベートなことなんかも・・・?
様々なことを発信しながら誰かにそっと寄り添いながら、
「くれよん」も成長していければと思っています。
今回は初回の記事として「くれよん」設立への思いを簡単にご紹介させて頂きたいと思いますのでお付き合いいただけますと幸いです⭐
近年では、発達への支援が必要なこどもたちは増加傾向といわれています。子どもたちの苦手に向き合い、より自立した生活が送れるように心身両面でサポートする役割として、児童発達支援が設けられています。
学童期の放課後等デイサービスでは、京都市内において多くの事業所が存在し、各事業所の特色の中から必要な支援を選び、選択できる環境が整備されつつあります。
一方で、未就学児の療育支援施設では、学童期に比べて少なく、選択肢や受け入れ先が少ない現状があると現場で働く中で感じていました。
乳幼児期の子どもたちは、養育者との基本的な信頼関係を築くことから始まり、日常生活動作の獲得、学童期に向けて自立の時期へと向かっていく、人間力を作る基礎となるとても大切な時期です。
この時期に適切な支援を受けることが今後の成長に大きな影響を与えると考えています。
未就学児の療育は保育園での活動とは別のものとなることが多く、保育園を早退または、途中からの登園になるなど、就労や介護、下のお子様のお世話など事情を抱える保護者にとって、保育園に通いながら療育の機会を得ることが、大変困難な現状があると感じていました。
就労している保護者にとって、仕事の中抜けや、週に数回のお休みは大きな負担になり、就労環境にも影響を与えています。
京都市内において、保育園や小規模保育園などの日中の保育施設にて、発達に不安のある子や障害を持つ子どもたちを積極的に受け入れるよう取り組まれていますが、現状の受け入れ態勢は充分とは言えず、家庭の負担が大きい現状があると考えています。
子育ては想像のつかないことの連続です。
そこに不安や心配事があればなおさらのこと。
子育ては「家庭でするもの」という呪縛のような考え方から「地域で育てていく」という考え方にシフトしていくことが必要だと考えています。
関東では、保育型の療育園が設立され、小規模保育園の中で継続した集団保育と療育的関わりを行える施設が開設されていますが、京都市にはまだありません。
子どもたちが自信をもって地域の中で暮らしていくことや、保護者が子育てに幸せを感じられるように支援するためには、保育型の療育施設の存在は必要不可欠であると考えています。
発達に不安があってもなくてもの、だれもが自身の強みや楽しみを見つけ、自己肯定感を持ちながら成長していく未来を作りたいと強く願っています。
そのはじめの一歩として、「くれよん」は誕生しました。
団体保育にはない、きめ細やかな個別のかかわりが小規模施設では可能です。保育士中心のカリキュラムから団体での活動を学び、個別のカリュキュラムから一人一人の強みを伸ばせるよう支援していきます。
また、同時に困りごとの有無に関わらず、気軽に話に来れる場所。
子育ての仲間ができる場所。
そんな地域の居場所になりたいと考えています。
子どもたちは地域の宝物です❕❕
障害の有無にかかわらず子どもたちが、自分自身の強みを伸ばしながら、自信をもって社会生活を送ることができるようにサポートできる場であると同時に、子育ての不安に寄り添える場を提供し、
誰もが社会の中で輝く大切な存在であると感じてほしいと願っています。