公園暮らしをしながら職探し。

〝子供達と一緒に暮らすと言う夢と希望〟を夢物語にしないために私は仕事を探しました。住民票は元々住んでいる家から移動をしていませんでしたし、当時はまだ離婚が成立していなかったので住民票は公園に住んでいても、前の家の住所で履歴書を書きました。野暮な突っ込みは斜め下の方で風呂敷に包むか此処の存在を忘れてください。

さて、私の職歴など履歴書に書けるものは30歳当時、経歴は何もありませんてました。学歴は中卒、資格無し。職歴無しのずっと「家事手伝いor専業主婦」雇ってくれる所はどこも、ありませんでした。社会さまに出せる経歴は大変、どうしようもなくクソッタレなのですから何処も採用して頂けませんてました。当然だと思います。それでも仕事はありました。
ただ、学習障害などが邪魔をして事務作業、軽作業は無理でした。お金を扱うコンビニも厳しかった。自己弁解にはなりますが。
家事手伝い・専業主婦と言う経歴ではありましたが、実家（自営業）の公式ブログ・通販サイトのシステム構築及び運営・通販広報業務、ラジオ出演などの広告塔及び店頭販売業務、問屋との交渉。（期間は高校を退学してから再々婚するまで）そして前夫が会社を立ち上げた初期は、会社のブログ更新・Twitter更新、サイト構築＆運営をしておりました。
今後、此処に記載していく私という人物像を擁護するために、ここで自己弁護をさせていただきました。給与は飯代でしたが食っちゃ寝妖怪はしていませんでした、おそらく。…少しはしてたかもしれないけど。両親や前夫、前々夫の親族側からは何もできない長女・嫁と大変素晴らしい言葉を日々頂戴しておりましたが。（愚痴失礼）

さて、そんなこんなで私は人のツテから電話番と言う地味でかつ繊細な仕事を紹介していただき就職しました。その日、私は自分へのご褒美に公園のベンチでカップヌードル・カレー味を買って食べたのです。今でも好きカレー味。美味しかった。たまに食べたくなる。