12月9日週の株式市場見通しとポイント解説
マンエンマンです。さあ年末の雰囲気が漂ってきていますが、今週の見通しまとめてみました。
為替
ドル円相場は1ドル=150円前後で推移。米雇用統計の結果を受け、12月の米利下げ観測が強まり一時円買いが進む。ミシガン大学指数の改善により、円の上値が抑えられる。
経済指標の結果
米雇用統計(11月):
非農業部門雇用者数:前月比22.7万人増(市場予想:21.4万人増)。
失業率:4.2%(前月比+0.1ポイント)。
平均時給:前月比+0.4%(市場予想+0.3%)。
結果は総じて市場の期待通り、やや上回る内容。FRBの利下げ方針に大きな変化を与えるわけではないとの見方、ダウ利益確定売りが目立ち、ハイテク株は利下げから買い優勢。
ミシガン大学消費者態度指数:
12月速報値は74.0(市場予想73.0)。消費者心理の改善を示すが、先行き不透明感も継続。
アメリカの主要半導体企業の動き
アプライドマテリアルズ(AMAT):
2025年の事業環境悪化が予想され、目標株価を179ドルから164ドルに引き下げ。
ブロードコム(Broadcom):
AI関連需要の期待から上昇。長期的な成長が見込まれている。
要人発言
FRB ボウマン理事:
「インフレは高止まり」「利下げは慎重かつ徐々に進める」と発言。
米利下げペースを左右する物価指標の重要性を強調。
その他:
米消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)の発表が政策判断のカギとなる。
今週の日経の動き予想
日経平均先物は夜間取引で39,330円(前日比60円安)で終了。高値圏での利益確定売りや円高基調が上値を抑制、今週は日経平均は39,000円あたりでのもみ合いが続くか。MSQでもあるので魔の水曜日も控えている。月曜火曜日は上がるが水曜日の乱高下は気を付けたいところ。オプションを見てみても上は40000(39700付近に巨大な壁あり)、下は37750展開でボックス圏はどちらにも抜け出せなさそうか。
今日の日経平均については日経平均株価は反発予想。ミシガンで円高抑えて雇用統計でテック系に買いが入ったので日本株も米市場でのハイテク株高が追い風で月曜日はそれにつられる可能性あり。ネガティブ要素が出ていない半導体株が強いかも。フジクラなど?ただギャップUPしていた場合は寄り天注意報。今日は39500付近が天井か?
GPIFのニュースから割安株に関しては何か動き始めるかも?
GPIFの現在の基本ポートフォリオは、国内株式と外国株式、国内債券、外国債券の4資産でそれぞれ25%ずつを目安にしている。石黒氏は「足元の状況を鑑みると、リスク資産のさらなる引き上げも想定され、日本株式と外国株式でそれぞれ5%程度の引き上げもあり得る」とも言及。GPIFの運用額から試算すると、日本株だけで12兆円規模の買い需要が発生する可能性があるという。
今週の経済指標で気になること
12月11日(水)米消費者物価指数(CPI):
11月の結果が利下げ観測に影響。前回(2.6%)から横ばいが見込まれているが、強い結果であれば調整売りの可能性。12月12日(木)新規失業保険申請件数
12月13日(金)日銀短観大企業製造業業況判断 (Q4)等
個別株
楽天グループ(4755) 株主優待「モバイル」音声&月30ギガプランを1年無料(NQN)
東電HD(9501)電気代を来月から650円下げ、政府支援で負担減
関西電(9503)が姫路第一発電所更新
中国電(9504)が島根原発2号機再稼働
ユニチャーム(8113)、25年1月1日に株式3分割
丸一鋼管(5463)、自社株買い最大200億円
タイミー(215A)、全求人情報を公開前に確認、「闇バイト」対策
JR東日本(9020)、Suicaの位置情報で改札フリー、個人間送金も
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下落がどこまでいくかわからないがもうそろそろ落ち着いてほしいなと思ったりしている人は多いはず。ただまだ様子を見てもいいのか?
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