見出し画像

なぜnoteをはじめたのか

昨年、私は大腿骨を骨折した。
自分の自転車がパンクし夫のものを借りて買い物に出かけたのだが、駐輪しようと降りるタイミングで転倒。
起き上がろうにも脚が鉛のように重く全く動かない。
救急車で病院に運ばれ、入院・手術となったのだ。

長年の専業主婦生活にピリオドを打ち、勤めたパート職は4年目に突入したところだったが、長期離脱を余儀なくされ退職することにした。
仕事内容を考えると復帰してもこれまでのような力を発揮するのは難しく、足を引っ張ることになるだろうと思ったからだ。

退院しリハビリ通院を続け、ようやく脚の状態も良くなってきた頃から今後のことに思いを巡らすようになった。
無職の今、自分と向き合う時間はたっぷりあるのだ。
まずは仕事を探さなければと思ったが職種の希望さえもわからない。
自分に向いていることはどんなことだろうか?
やりたいこととは?と悶々と自問自答を繰り返す日々。

そんなある日ふと気づいた。
そういえば、文章を書くのが好きだなと。
それはインスタにあらわれている。写真に特化したSNSなのだから、文字などなくとも良いぐらいなのに私のインスタは文章が多い。
一言二言で終わらせるのではなく、その時々の思いを綴りたいのだ。

振り返ってみれば、今に始まったことではないようだ。
すっかり忘れていたが、高校生の頃作文を書くのが好きだった。
何かについて考えを述べるという課題や読書感想文など、たいして悩むこともなくいつもスラスラ書いていた記憶がある。
どんなことをする仕事なのかよくわかっていなかったが、漠然と編集者になりたいなどと言っていた時期もあった。

そうか、私は書くことが好きだったんだな!
それならばと書く仕事について調べてみたが、さまざまなタイプがあるもののどれも簡単なことではなさそうだとわかった。
それでもコツコツとスキルを磨けば仕事になり得るかもしれない。
健康のためにも、可能な限り外に働きに出て体を動かす仕事をしたいと思っているが、定年後の仕事として目標にしようと思ったのだ。
その修行の場としてnoteは最適だろう。
書くことに慣れ、文章力がつき、おまけに憧れのエッセイストのような気分も味わえるかもしれない。
そう考えたらワクワクがとまらない!
noteによって日々が色鮮やかに彩られていくのが楽しみだ。

いいなと思ったら応援しよう!