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読書感想文:温かい気持ち、冷静な眼差し
読み合わせに参加できない日々が続いていますが、明日はなんとか参加したい。ということで、読んでいない記事を自主的に読んでいく!
まずは、1/10の分。
読んだ時に気になったことをいくつか言葉にしていきたいと思います。
コーチングとカウセリングはICF的には別もの、それぞれのプロフェッショナリズムがあるけど、だいじゅさんはクライアントとの関わり方はそこをあえてパキッと分けないというスタンス
→このあたり、ちょっと前に書いた自分の記事、日本語を話すからこそ湧き出る考え方なのかもしれないと思った。
なんか、すごく日本的。それぞれの重なりとかに違和感がない感じ。とても日本的で個人的に好き。
タイムラインの引き方はレフレームの考え方そのものではないかなと、
つまり長く期間を設定することで、今感じている焦りをはじめとした
感情の”今”というタイムラインを引き延ばすことできる、そのおかげで今目の前で味わっている感情自体を、引き延ばすことができるのではないのかなと。このあたり、なんていうかNLP的な考え方を応用してみても面白そう。ゆるやか、という言葉すき。
急がないことって、何か大事な概念。昔英語の教科書で読んだ、グリーンバナナを思い出す。小さな変化をまずつける。スモールステップという考え方。
改めて、GROWは大事なので、追加で引用してみます。
G 当面のゴールは何?(低めに設定)
R 現状できていることは何?(たくさん発見)
O ゴールに向けてどのような選択肢がある?(まわりのリソースを活用)
W まず何から始める?(小さなこと、すぐにできること)
GROWモデルは、ICFの考え方でいくと基本的には「コーチングセッションを行うことができる人(コーチャブル)」に向いているモデルだと思う。自分でゴールを思い描くことができる、けど、それがうまく言葉としてまとまらない人向けの対話フロー。
この記事でだいじゅさんがGROWと合わせて紹介しているのがSPACEモデル。このモデルは正直なところ、複雑でフローというよりも違いが関係・関連している状態。そして濃淡がありそうだなって思った。
ただ、できるところから小さく始めよう、という観点でみると選択肢が多いのはコーチングのセッションとしては、結果を描きやすいのかなと思った。思いしろい。
対人関係(S)が原因で何か望んだ行動(A)ができない時は、とりあえず筋トレや運動して(P)して、気持ちを切り替えてみる(C/E)ということかしら?
S Social Context 対人関係、環境
P Physiology 身体の状態
A Actions 行動
C Cognition 思考
E Emotion 感情
GROWは正直、外資系のマネージャーが部下を以下にパフォーマンスさせるかみたいな冷たさもあるモデルだけど、だいじゅさんの書いてあるように、SPACEモデルと使った、ゆるやかな関わりもできることで、対話に濃淡が生まれることができて、結果としてクライアントに還元できそう!って思えたので、自分なりに取り込んでみたいなぁって思った。
また
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