30秒でコーチング:プロだからこそ、コーチはコーチングを提供する。
関東は本当に冷え込んできましたね。昨晩に見た霧はというのは、そういう変化を伴う自然現象。なんでも占いの動画が流れてきて、これからは風の時代らしいですよ?破壊と再生を司る冥王星が、自由博愛を好む水瓶座にはいるとかで、20年ぶりの区切りがあるとのこと。なんていうか、すごいことだ。
完全に違う話からはじめましたが、そうです。占星術を代表とする占いもその裏には膨大なデータや統計があり、面相や手相といったものと星の巡りをみる、というのはある意味では科学的だと思っています。それらの言葉によって救われる人も一定数いるという意味では、占いも一つのコーチングにも通ずるところがある支援的職業と言えるのではないでしょうか。
でも明確にコーチングとはちがいますよね?他にも支援的な職業、もっと広く言えば仕事という事自体が概ね、人様の役に立つという意味では支援的なのかもとおもいますが、今日はコアコンの01-6、コーチングとは他の職業、特に近しいとされているいくつかの職業とは違いますよ、それをコンピュテンシーとして持ちましょう、という話です。
コアコンってやっぱり面白い。
さて、コアコンで定義されているものとして、コーチングはコンサルや心理療法とは違いますよ、ということ。くわえて、その他という区分もあるため、多くの支援的な関わりをする職業と、コーチングを分けて考えるという事が重要みたいです。
では、具体的にあげられたコンサルティング、そして心理療法とコーチングはどう違うのでしょうか。
コーチならすぐに答えられるとおもいますが、明確に違うところとしては、コンサルは答えを提供するものですけど、コーチは答えを授けるのではなく、問いによってその人自身が答えを見つけられる「勇気づけ」をする事が本文であり、心理的な負担などのマイナスから0にする事よりも、0を1や10にするための関わりを中心とするからなのです。
個人的なことをいえば、コーチングに至るひとの多くは(個人的な観測範囲の中)やはり、多かれ少なかれ、なにかしらの心の傷や負担をを持っていたひとなんじゃないだろうかと思うわけです。でなければ、心といった、実在しない概念に対して興味関心疑問その他を持つことは稀であるといえるのでは、と思うのです。すこし逸れた話をもどすと、コーチ的な関わりの中では、パキッと心の状態をわけられないのではないだろうか、と思うのです。
ただ、コアコンで行っていることは、そういうコーチングに適さない状態にいるクライアントを受けつ持つのであれば、それはコーチとして、ではなく心理療法を専門として責任を持てる立場であってね、コーチとしての立場を混同してはいけないよ?ということなのかなと。
これはICFの提唱するコーチング像とそうでないスクールや団体の方々と明確に違うと感じるところです。
あ、決して良い悪いという話ではないです。
この条項で個人的に注目したいのは、これはコーチングを提供するコーチとしての覚悟を持ちなさいということなのかなと。人を支援するスキルや方法論はたくさんある中で、コーチとして関わると決めたなら、最後までコーチングという責任範囲の中で、やりきりなさいよ、という事なのかなと。
この文章は本当に、議論したいところ。ある程度、答えは自分の中にあるもののやはり、他のだれかの意見をきいてみたいと思うのです。
あなたはどう思いますか?コーチの範囲はコーチングまで?それとも、人によっては、ちょっとはみ出してもよいもの?もしよかったら、コメントをしていきませんか?
それでは、週末もあなたにとってよい時間になりますように。