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30秒でコーチング:リフレーミング

30秒で読める、学べるコーチングシリーズ。今日も今日とて行ってみましょう。じっくり読んでも、軽く目を通すだけでも、学べることがあるかも知れないですよ!

今日はリフレーミング。

リ・フレーミングで、フレームをやりなすという意味をもつ言葉。フレームというのは日本語では「枠組」と訳せる言葉。

そこから転じて「自分の信念」や「認知しているモノ・コト」などを意味する使い方をよくすることが多いかも。

リフレーミングは、コーチングのスキルの一つ、とされている。

例えば「自分は勇気がない」と自信のことを表現しる人へ向けて、「もしかして、それって“慎重”である、とも言えないかな」というように同じように見えるタイトでも、違った視点から、同じ事象を捉え直してもらえる機会を提供すること。

しかし、このリフレーミングはコーチングにおいては、非常に難しい。

なぜなら、コーチから「あなたはきっとこうじゃない?」っていう事を伝えるのって、コーチの主観を押し付けることにもなるし、そこに誘導たりうる意識が介在してしまう。

そうなると、納得感がなかった場合はクライアント自身を否定するともいえるような状況になってしまう。

実は簡単にやってしまうと、取り返しがつかない場合もありそう。

セッションにおいて、何よりも優先されるのはクライアント自身の気づきであり、コーチは並走するまでが立場である。決して背中を実際に押してみたり、手を引っ張ったりしないことが肝要なのだ。

なので、安易に言い換えをして、無理矢理クライアントを別のものに見立てしまわないように、慎重になることが重要なのではないかな、と思うのだ。

今日はこの辺り。
また、いつか。

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