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30秒でコーチング:準備してこそのプロ。
気がつけば始まった今週も折り返しになり、そろそろ職場でも「よいお年を」と聞こえだす時期がきてまいりました。この年末にむけての収束感、いいですよね。新しい終わりの予感、そしてそれは新しい始まりの予感でもあるのかなと思うわけです。
さて個人的な感想はこれぐらいにして、コアコンに目を向けていきましょう。ICFのコアコン、4つ大きなピラーの一つ、基盤(Fundation)の中の2、マインドセット、その最後の条項です。
Mentally and emotionally prepares for sessions
セッションに備え、精神的及び感情的な準備をしている
ここまで毎日書いてきておいてなのですが、
マインドセットというのはどういうことなのかなと考えてみます。
マインドセット、一つの単語でもあり、Mind(心)とSet(置く、設置する)の組み合わせの単語。心にはHeartとMindの二つの単語があるように思います。他にもありますが、HeartとMindを比べると、Mindの方はなんとなく、”何かにむかっていく”ような、方向性のあるようなニュアンスを感じます。
Heartsetとはいわないわけなので、やはり、Mindsetというのは何かに向かう気持ちのようなもの、その方向性を定めているのではないかと思うわけです。
では何に向けているのだろうか。それをこれまで見てきましたが、端的にはやはり、”未来”ということなのでしょう。
未来とは、クライアントとの創造性に溢れる関係性を気づけるセッション
未来とは、クライアントが目標に達成できると確信できるセッション
未来とは、クライアントを信じ、そしてそのあゆみを応援すること
そんな未来を迎えるために必要な心構え、それをセッションの前に用意しておく。そんな気持ちをもって、クライアントをお迎えする。
そんなこともプロのコーチとしてのコンピテンシーモデルに含まれているということなのでしょう。
みなさんはいかがですか?
前の予定が詰まっておそくり、セッションに入る前に用意できなかった、気持ちを作れきれなかったみたいな体験ありますか?
自分の気持ちを用意できたかどうかでセッションは違うものになるのではないかと思うわけですが、みなさんの体験などコメントにシェアしてもらえると嬉しく思います。
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