答えはあなたの中にある、かもしれないし、ないかもしれないよ?というお話。
コーチングという概念が広がっていくについれ、”誤解”ではないのですが、”解釈”ちがいというものが多くみられる気がしています。
(細かいですが、”ちがい” を ”違い” としないのは、間違っているわけではなく、赤と青というような色のちがいのように、順序や優劣があるわけではないとしたいからです。言葉に繊細なのも、コーチング的、と勝手ながら)
人は内的な動機をもっていて、いわゆるエンジンとそれを動かす為の燃料が一体化したよう感じで僕はとらえています。
それは、人生を「どうやって生きてきたかという過去」と「どうやって生きていきたいか(未来)」の境界線が、非常にあいまいなものと似ているような気がしています。
(いつからが過去で、いつからが未来ですか?)
内的な動機は、モチベーションだったり目標だったり、目的達成だったりに気持ちに矢印が向いているもので、その矢印を言葉にしてみること、それをコーチングとする場合もあるようです。
この場合、概念としては「答えはあなたの中にある」系な観測ができる、という仕組みに見えます。
一方で、矢印の方向がわからなかったり、針がグルグルしちゃっている磁気が狂った中にいるコンパス、のような状況にも人間ですから、なったりもします。
そういう時はどのように表現するのが正しいとおもいますか?
目標がたくさんあって、選べない状況?
それとも、目標がない状況?
はたまた、行った先で後戻りしてしまっている状況?
さぁ、どれでしょうか。
そうです、答えはあなたのなかにあるのです、、、なんちゃって(笑)
きっと誰の答えにはなっているだろうし、ある人はこのうえに出てきていない新しい選択肢をつくりだしてしまうかもしれません。
それでいいのだと思います。
それでいいのです。
もしかしたら本来、あってもなくていいものなのではないでしょうか。
そうです、コーチングというのはあなたの中にある答え、という前提に立つこともすれば、この答えが見つからない、という事も在るがままにうけいれることもするものだと思っています。
目標がなくてもいいじゃないですか、答え、無くてもいいじゃないですか。
それだけ自由に考えられるということだし、すでに探さなくてもよい、ということなのかもしれませんしね。
どうでしょう、どう考えるのが好き、ですか?
なーんて思うわけです。
さて今日も、よい一日になりますように。