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高校生、耳鼻科で脳疲労と言われる

2週間ほど、なんだか耳の調子が悪いなという状態が続いたので、
これは流石に怖いと思って耳鼻科に行ってきました。

エレベーターの中にいるときのような、
新幹線で移動している時に急になるような、
詰まった感じが抜けずで。
2週間見て見ぬふりをしていたのですが、母にも相談したところ、
『何かあると、将来困るわよ』とのことだったので、
耳鼻科に行くことを決意しました。

今まで気圧の影響でなのか頭痛いなーなんてことは日常茶飯事だったけど、
耳の調子が悪いなんて経験がなかったから、万が一があったら嫌だなと。

多分中学生ぶりの耳鼻科。
小中学生の頃は、まあよく耳鼻科にお世話になっていました。

なんだかんだ丈夫にできている私の体ですが、唯一ホコリには敵いません。
めっぽうハウスダストに弱い私の鼻と目は、
何度ネブライザーにお世話になったことでしょう。
その節は、本当にありがとうございました。

昔行っていた耳鼻科が休診日だったこともあり、
新しい病院を探していたところ、前日に診療の予約が取れるタイプの
待ち時間が少し苦手な私には、
大変ありがたいシステムの耳鼻科が見つかりました。

一応受験生なもので、カバンには単語帳も入っていましたが、
さっすが予約システム
ほぼ待ち時間なしで中待合室へ、そして診察室へ。


いざ診察。
耳鳴りがたまにするし、耳が聞こえづらくてなんだか詰まっている気がすると伝えると、
先生に具体的にどんな音の耳鳴りがするか教えて欲しいと言われました。
ここで私、少し、ちんぷんかんぷんな返答を繰り出します。

『心電図が止まった時に鳴る音がします。』

どんな例えしてるん。

いやいや、心電図がとまった音なんドラマでしか聞いたことないし、
なんて言ったって病院で心電図が止まるなんて発言不謹慎すぎるでしょ!

しかも伝わらなかったみたいで、
先生に高い音?低い音?って聞き返されて、
あたふたもしました。
高い音ですの一言で言えたことを。何やってんのやら。
一通り症状を伝えると、念のため聴力検査をしておくとのことだったので、
ここでも中学生ぶりの体験をしてきました。

検査では音が聞こえたらすぐにボタンを押してとのことだったので、
結構集中して頑張ろうと意気込んだのですが、
え、すっごくちゃんと音が聞こえてびっくり。
むしろ、鳴っている音が正確に聞こえすぎて、
裏で鳴っている音とかに反応しなくてはいけないのかと思うほど、
私の耳はいい働きをしてくれました。

結果が出て呼ばれるまでは受験生らしく単語帳でも眺めて待っていようと
思ったのですが、
ここも看護師さんたちの素早い動きのおかげで、すぐに呼ばれました。

再び診察室に呼ばれて、メタな道具を横目に椅子に座ります。
受診前はもし万が一、なんていう考えが少しよぎった私ですが、
そんな気持ちは、検査でちゃんと聞き取ってくれた私の耳と、
この後言われる先生の言葉によって消え去ります。

『なんの問題もないね、ちゃんと聞こえてる。』と先生。
心の中で、ですよねー。
『これね、結果』と聴力検査の結果を私に見せてくれたけど
2回目のですよねー。
一般的に聞こえるという赤いラインで示されているところの上を
きちんと超えていた。
いや耳、優秀やん。

(1番左は、押すタイミングミスったらしい)

なんでもなくてよかったーという気持ちと、
ならこの症状はどっこからやってきているかとという疑問も抱いたけど、
またすぐにかき消されることになります。
『受験生だよね?多分勉強のしすぎによる脳疲労かな。受験が終わったら治ると思うよ。』
え、え、勉強?
まさかの脳の疲労。
いや人並みじゃないか、勉強時間だって疲れだって、
きっと私、人並みじゃないか。
私の脳みそのキャパよ。そんなものなのか。
もうちょっと頑張ってくれや。

『ストレスはある?』
さらにそう聞かれたけど、思い当たるものもなく
即答で『ないです』と答えると
『受験生でしょ、なんかしらあるでしょ』と先生。
後ろの看護師さんたちもちょっと笑ってて、
なんだか恥ずかしくなりました。

最終的に、脳の疲労を取るためのビタミンBのお薬なんかをもらい終了。
何もなかったし、もちろんよかったけど、
まさかの脳疲労なんて予想してなかったから、
落ち着いて考えるとめっちゃ笑える。
母に何もなかったことと一連の経緯を報告すると、
もちろん爆笑されました。
そりゃそうだよね、ジワジワおもしろいもん。

ということで…
みなさん、ぜひ体のどこかに違和感を感じたらすぐに病院を受診してください。
そして受験生のみなさん、思っているより脳は疲れているみたいです。
一生懸命勉強することはすっごく大切だし、素晴らしいことだけど、
たまにはご自愛して下さい。

それと、脳の疲労をとる方法ご存知の方、
ぜひ教えてください。


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