見えないものが見えるものをつくる
風水の世界、とくに玄空飛星派とよばれる風水を扱うものが運用する時間軸には三元九運という考え方があります。三元九運とよばれるこの時間軸は180年をひとつの単位とし、それぞれを大運として均等に60年ずつ、上元中元下元に分類し、さらにそれを20年ごとの小運に分類します。
わかりやすく言いますと20年ごとに運氣は変わっていき、なおかつその20年の間でも運氣の盛衰があるうえに運氣の切りかわりにはそれなりの大きな出来事が起こるというふうになっています。
まぁ難しい話はいいけども、とにかく今はどういう感じなの?っていう声が聞こえてきそうですが、今年2019年は下元に属します。2004年から2024年までのサイクルに属し、このサイクルの終わりに近いところにいます。その次のサイクルは2024年から2044年までのサイクルです。
来年は2020年ですからより2024年以降の運氣に近づいてきます。運氣の切りかわりのときには何事もなければいいと思いますが。この運氣が切りかわることがわれわれ庶民に対してどのような影響があるのでしょうか?
われわれ一般庶民というものは数は多いもののひとりひとりはそんなにも強いものではありません。どちらかというと吹けば飛ぶような健気な存在です。実際に景気の波にダイレクトに飲み込まれてしまいます。先の消費税の増税やキャッシュレス化など、なにか制度が変わるたびに振り回されてしまうものがわれわれ庶民なのです。オイルショックのときにトイレットペーパーを買うためにスーパーに長蛇の列ができた、という昭和のニュースを見ることもできます。ああいうふうに何かあると真っ先に影響を受けるのがわれわれ庶民なのです。
そう考えますと、今われわれがいる2004年から2024年まではどんな時代だったのでしょうか?そういったふうに時代を振り替えり暦と照らし合わせてどうだったのか?検証していくことはとてもたいせつです。2004年からのこの期間のキーワードは子ども、年下、若いなどでした。
このことから思い返すに2004年あたりからベンチャー企業や独立起業が注目され、ITなどで会社を興し、一夜にして大金持ちになるような若いリーダーが出現しメディアなどでもてはやされました。世界的に観ても比較的若いリーダーが現れました。Facebookのザッカーバーグとかもお若い方ですね。
そしてこのエネルギーが約20年間の間に盛衰をしていきます。2014年あたりをピークに徐々に下ってきています。そう考えますと確かに最近は子どもや若い人に関する凄惨な事件やニュースが取り上げられています。これはこの2024年までの運氣が終焉に近づいているからです。
ちなみに今日のヤフーニュースです。ついさっきの話題です。
小学生3人 信号無視の車にはねられる、熊本・山鹿市
小学生3人は軽傷でよかったですね。ホッとしました。
話は戻りますが、こういった暦や風水の世界のことは目にみえません。目にみえないから胡散臭く感じますし信じがたいものです。みなさんの心境としてはこうではありませんか?目に見えないものだけがすべてではないと思うけれども、とにかく信じられないし胡散臭い。自分は騙されたくない。ぼくも胡散臭いと思われるだろうな~って思っていますし、騙すつもりはありません。
しかし、実は目に見えないものが目に見えるものを作っているのです。胡散臭いですね~。ちょっと説明してみますと、たとえば人生の中でこれあったらいいよねとか、これって生きていく上で大事だよねっていうものがあります。大人が子どもに対して持っていてほしいと思うもの、大事にしてほしいと思うこと。そのひとつの例が夢とか希望です。友情とかもです。これって目に見えませんよね。夢とか希望を持ってきて手に取って「はい、これがわたしの希望です」ってできないじゃないです?ただ、この夢と希望がわたしたちの現実の生活をつくるんです。だから、子どもたちに大事なことだよって伝えていきたいと思うんですよね?
こうなりたいっていう人生の夢やこんな生活がしたいっていうような希望があるからこそ今の暮らしの中でまたがんばれるんです。
目に見えないものが夢や希望、目に見えるものが実際の生活だとしたら、先にあるのは目に見えないものです。目に見えないものにこそ価値があるとも言えるのではないでしょうか?
健康もそうです。健康は画像や血液の数値などで可視化できるようになってきていますが、それもすべてではありません。3か月前まではピンピンしていて検査でも全く問題がなかったという人が3か月後には大きな病気にかかっている、ということもあります。
われわれは目に見えるものを信頼してますし、できればどんな小さいモノで見えるようにしようと工夫します。顕微鏡を使ったり、数値化したりして。
もちろんそのことはとてもたいせつです。そこを否定するとほんとうに占い師や宗教家のようになってしまいます。当たるとか当たらないとか、信じるとか信じないとか。そういった世界に普通の人はいてはいけません。
これからどんどんいろいろなものが見えてきます。見える化するための技術が発展してきます。ARやVRもそうですものね。テクノロジーはわれわれに今までに見えなかったものを見える化し、そして数値化してきます。色分けなんかしたりします。ドラゴンボールのスカウターみたいなものですね。
これからの時代を生きていくわれわれにとってひつようなことは、見えない世界ってあるんだなって許容し、理解し、知らないことやわかっていないことってあるんだなって受容し、寛容に見えるものと見えないものと付き合っていくことです。
このような記事もありました。公に声に出していないだけでほんとうはみなさんと同じような立ち位置で同じような気持ちでいるのかもしれませんね。
10月31日はハロウィンだ。シーズン中だけあって、アメリカでは街に出れば幽霊やらカボチャのお化けやらをたくさん見かけるが、果たしてアメリカ人はどれほど超常現象を信じているのだろう?
データ分析会社が18歳以上のアメリカ人を対象に調査を行ったところ、約半数が幽霊や悪魔が本当にいると信じているのだそうだ。
【アメリカ人の約半分近くが「幽霊や悪魔はいる」と回答】
本日もお読みいただき、ありがとうございます。