ウチワサボテンのある散策路
久しぶりに気持ちよく晴れたので、手紙を出しにポストまでからちょっと足を延ばして散歩しました。
昨年の今頃までは、よく歩いた河原沿いなのですが、何故か“マスクをしましょう”との張り紙が、自転車と歩行者の通る場所の看板の下に貼られました。
こんなに風通しがいいところなんてないし、人混みでもない。
むしろここではマスクをする必要はありませんって張り紙が正しいのではないか?
その張り紙を見てから、嫌になって川沿いを歩くのを止めてしまいました。
本当は空が広いし、とても気持ちがいい地帯なんですが。
ここは前職の通勤路でもあったので、様々な変化を懐かしく思ったりして、大好きな散策コース。
川面が太陽の光を受けてキラキラ煌めいたり、冷たいけど風を受けて歩くと、ソメイヨシノの蕾が揺れる枝に目立ち始めているのに気付いたり。
今年はやっぱり寒いらしく、去年の今頃は咲いていた河津桜はまだ蕾のまま。
何でこの木をこんなにバッサリ切っちゃったの?とか、ここは明るくなったなとか。
予定より長く散策して帰ってきました。
河原から遊歩道に入り、しばらくした民家の軒先に、立派なウチワサボテン。
通勤している頃は、数えきれない程の花が開くのが楽しみでした。
今年もたくさんの蕾があります。
くだらない張り紙を目にしたくなくて、好きな道を歩かないのも馬鹿馬鹿しいかな。
週末からは気温も上がって一気に春めくみたいだから、またこの道を散策してもいいかなと思いながら帰宅しました。
もっちろんマスクなんかしませんよ。
意味のない張り紙は思い切り無視して、花の香りを楽しみます。
やっとそんな気持ちになれるようになったって事です。
これも回復の一歩かな?