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ちょっと真面目に考えました
昨日、無事に父の納骨を終えました。
9月始めに急に亡くなってから、様々な事でバタバタしましたが一旦区切りって感じです。
まぁ本当に色々あったのですが、それはまぁ愚痴として。
納骨の際に、伯母に戦死した祖父の遺骨は入っていないから驚かないようにと知らされました。
祖父はかなり早い時期に戦地で戦死したことは聞かされていたけれど、遺骨がないとは知りませんでした。
考えてみれば異国の戦場で亡くなった方のご遺体を、戦時中にわざわざ運んでくる訳はなく、そういう方は少なくないのでしょう。
異国でなくても連日激しい空襲で命を落とした方も、まともに埋葬できたとは思えません。
生き残った者もただただ文字通り必死の日々だったのだから。
ありがたいことに、私は戦争を体験していないし、戦争で両親を亡くしてもいません。
でも戦争は遠い昔の事ではなかったのだと実感させられました。
今世界各地で起きている紛争、戦争によって日々犠牲になっている人はいる。
その方々がきちんと埋葬されているのかなんて考えたこともなかったのです。
人は平等に必ず死を迎える。
天寿を全うできる方も、幼くして亡くなる方も、事故や事件に巻き込まれたり、失踪してしまったり、戦争や災害だったり。
手厚く埋葬できるということ。
決して当たり前ではないのかもしれない。
そんなことを考えさせられたのでした。