初めて草餅を作ってみた

名古屋から帰省してきた姪っ子の誕生日サプライズとして、草餅を作ることにした。

数年前、遊歩道から摘んできたヨモギをプランターで増やし育てているので、その新芽を使う。

もちろんあんこも小豆から作った。

昨年悩んだ末に購入した電気圧力釜。

これが大変使い心地がよい。

今まではそばについて、重りが動いたから何分だ等と手を焼かなければいけなかった。

これは、ピッピッとダイアルを回したり決定的ボタンを何度か押し、確認して最後の決定ボタンを、押すと、後は他の事をしていても大丈夫。

あまりに静かなので、本当に圧力調理をしているか不安になる。

耳を近付けでもあのシュッシュッという音はしない。

出来上がりの電子音がして、半信半疑で蓋を開けるとちゃんと出来てる！

おまけに、使い終わった後の手入れも洗いやすい、

これは買って大正解。

大変気に入っている。

さて草餅作りだがヨモギを摘んで、茹で、すり鉢ですってから上新粉と合わせて、草餅の餅の部分を作る。

鮮やかな色に出来たぞ。

それを12等分に切って、少し楕円形に伸ばしてあんこを包む。

それだけの作業と言ってしまえばそうなのだが、完成し“誕生日スベシャルだよ”と言うと、目を丸くして喜んでくれた。

そうやって素直に喜んでもらえると、とても嬉しい。

買った方がなめらかで美味しいかもしれないけれど、素朴でもちろん甘さ控えめ、小豆の味もしっかりしていて、初めて作ったとしては上出来。

よかったなぁ！

新しい圧力鍋で、気軽に色々と作れるし、また何か初めてに挑戦してみてもいいかもしれない。

誰かが喜んでくれる。

それはやる方にとっても幸せ。

誰のためにと言うのもあるけれど、その笑顔や驚いた顔を見たいから、何かをやりたい。

作ったのはただの草餅だけど、また自分はこんなことをやりたいなと、何となく前向きな気持ちになれた一日だった。