一歩踏み出す
「一歩踏み出す」という表現は、新しいこと
に挑戦する際によく使われるフレーズです。
自分自身を新たな環境や状況に置いたとしても
それは、成功を保証してくれるものではありま
せん。
そういう意味では、最初の一歩を踏み出すこと
は、時には怖いことで、勇気がいる事かもしれ
ません。
しかし、一歩踏み出した経験は学びになります。
むしろ上手くいかなかった経験から多くを学ぶ
ことでしょう。
そんな事は頭では、よく分かっているのです。
でも、二の足を踏むのはなぜでしょうか。
※
こんな事を考えてたら、ふと思いました。
人生の中で、一歩を踏み出したことのない人
はいないのではないでしょうか。
一歩踏み出した意識がないだけです。
すぐには踏み出さなかったかもしれないだけ
です。
今から、チャレンジするぞ、と決めて
意識し始めると怖くなる。
決断を遅らせたから、これは新たな一歩
とは思えないだけじゃないでしょうか。
そんな時に、二の足を踏んだと感じる
のかもしれません。
※
でもこれは、勇気がないからでしょうか。
実際、そういう時もあるかも知れませんが
基本的には、違うと思います。
強み診断士の私としては、違うと思います(笑)
活発性のエネルギーがある人は
直ぐにやりたい、やらせたいエネルギーです。
こういう人は何でやれへんの、やろ。
と軽く一歩を踏み出します。
そういうエネルギーです。
周りからみると、すごく勇気があって
いつもチャレンジングです。
一方で例えば慎重さの強みを持っている人は
なかなか踏み出しません。
準備が必要です。準備したいです。
リスクを想定して対応できるようにしたい
エネルギーです。
周りからは、一歩踏み出せない人と
みられるかもしれません。
でも、これはその人に勇気がないからでは
ありません。
慎重さの人だって、準備が整えば踏み出す
ことが出来るのです。
誰しも一歩は踏み出せます。
ただ、タイミングが違っているだけのよう
に思います。
※
どんな強みであろうとも、忘れてはいけません。
失敗を恐れるあまり、何もしないことが一番の
失敗であることを。
※
一方で、前へ進む、一歩進むことだけが良い事
とは限りません。
時には立ち止まり、時には後に戻ってみること
も必要な事があります。
ある意味、進まない事を選択する方が勇気が
必要なのかもしれません。
今日はここまで。
ありがとうございました。
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