実家の保護猫

今は、もう何匹もいないけど、
10数年前まで、うちの実家には
猫ちゃんが、10匹以上いた。

ことの始まりは、親猫が1匹まずうちの納屋を
偵察に来たこと。

あ、だから保護したのじゃなく、
勝手にあっちからやってきた(笑)

父は猫好きだから、飼うってことになった。

するとです、次の日に子猫が3匹増えていた!

そうなんです。母猫ちゃんが
この家は大丈夫そうだ。
納屋も広いし。
置いてくれそうだ。
そう判断して、子猫ちゃんたちを連れてきた。

多分近くに捨てられた猫ちゃんたち。

行きがかり上
父が猫好き
敷地に余裕がある(笑)

もうこれは、飼う選択しかない。

始まりは4匹だった。
その子たちが子供を産んで
ピークには確か10匹以上いた。

猫屋敷ーーーーーー💦

でも結構賢い猫ちゃんたちだったので
近所から苦情をもらったことはない。多分

猫ちゃんたちは、父が帰ってくると
一斉に迎えに出る。

私や母が構いにいっても
ツンとして無視(笑)

好いてくれている人をよく見極めている(笑)

猫は家につくっていうけど、
人にもつくんではないかと思います。

ある時、隣のワンちゃんが我が家の敷地に
入ってきた。

田舎なので、人も犬猫も入り放題です(笑)

で、猫ちゃんとワンちゃんの凄い鳴き声が
聞こえた。

私は当然、猫ちゃんがやられたと思って
庭に出てみると

眉間の辺りから、血を流しているのは
隣のワンちゃんだった(笑)

恐るべし、母猫の子を守る心意気。

それ以来、隣のワンちゃんは
我が家を訪れることはなかった(笑)

猫ちゃんって、知らなかったけど
死を迎える時は
家を出て、どっかにいくようだ。

うちの猫ちゃんだけのことかもしれないけど
母猫がいつの間にかいなくなった。

数日随分具合が悪そうで、おとなしいなーと
思っていたら、

いなくなった。

そして二度と戻ってこなかった。

どこかで事故にでもあったのかも知れないけど
私は、死に場所を求めて出て行ったのだな
と今でも思っている。

父が亡くなり、母も高齢になり
猫ちゃんたちも段々いなくなり、
今は一匹もいないそうだ。(母談)

最後をみとるのも辛いし、
そうやっていなくなるっていうのも切ない。

だから私自身は猫ちゃんやワンちゃんを
飼わない。

今日はここまで。
ありがとうございました。

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