小説とは企画であり人生である!
今回は、僕が小説家業に足を踏み入れたキッカケについて語りたいと思います。
挫折と出会い
僕は元々、アニメ、漫画、ラノベが大好きなオタクでした。
……いや、今もか笑
学生時代は勉強もそれなりに頑張っていて、卒業後は大企業の技術職になりました。
しかし、当時やる気に満ち溢れていた僕は、すぐに挫折を経験します。
なぜなら、引きこもってばかりいた僕は人と接するのが苦手で、運動不足のせいもあり現場作業で先輩の足を引っ張ってばかりでした。
それで色々と言われるわけです。
……そんなあるとき、福岡で見た将棋の映画がきっかけで、よく住居の佐賀から福岡へ行くようになりました。
博多や天神へしょっちゅう遊びに行っていると、ある人に出会ったのです。
自分の悩みを相談したとき、その人は言いました。
「君は今、なにをしている? なにもしなければ、鏡に映るのはいつだって老いた自分だ。誰になんと言われても努力をやめてはいけない」
と。
ハッとしましたね。
その人が大手企業のテレビCMなどを作っていたCMプランナーであったこともあり、僕は様々な企画に挑戦し始めたのです。
一般公募のビジネスアイデアやゲーム、ラジオCM、社内公募の新規事業企画など……
色んなことに手を出し過ぎて、自分でも自分がなにをやっているのか分からなくなってきた頃、あの人に言われました。
「言葉はその人の生き方であり、企画には自分の本質が現れる」
と。
そう、そのとき僕が挑戦していたのが小説だったのです。
今までアニメ、漫画、ゲームなど、多くの物語に触れていたからこそ、繋がった道。
それが小説を書き始めたキッカケでした。
……結局のところ、必死に努力していれば少しずつ、しかし必ず光は見えてくるのだと感じたのです。
今回の僕の話はこれまで。
最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m