有楽町で会いましょう
昔そういう歌がありましたね。
銀座はちょっと気取り過ぎてるけど、有楽町、日比谷、新橋、あたりの雰囲気は好きである。
先日もA君と日比谷図書文化館で開催中のフランス古書の展示会に行ってきた。
お昼に待ち合わせて銀座ライオンでランチをしようとしたが、すごくムシムシするので洋食という気分ではなくなり、またエスニックを食べた。
豚足をトロリと煮た料理が美味しくて良かった、A君はまたガパオを食べていた。ハマっているのかもしれない。
日比谷公園は素敵である、エレガントだ、公園の全ての良さがある、つまり美しい芝生、噴水、遊具、文化施設、カフェが完璧な配置でまとまり、ベンチには恋人達やサラリーマンが座っている。完璧な公園。まあちょっと完璧すぎて嫌みな感じがしないでもない。
フランスの古書に特別興味があったわけではないが、なんとなくお互いに好きそうと行ってみたらこれが大正解だった。どの本もめちゃくちゃ可愛くて、装丁も素晴らしい。
うーん。写真だと全然良さが伝わらない。どの本も実物はもっとピカピカ光ってた。
ポストカードを販売してたのでたくさん買った。きっと眺めるだけで終わりだけれどこういうものは目の栄養になる気がするのでいいの。
こういう展示会では私はうろちょろと動き周り、ザックリと鑑賞したあと、お気に入りの作品を舐めるように見るが、A君はひとつも見落としなく落ち着いて鑑賞し、説明文も読み、全体を理解しようとする。絶対に彼の方が誠意のある見方だが、人には性分というのがあるので仕方ない。
見方は違えど、お互いに満足し、来て良かったね、ジャンヌダルクの絵本可愛かったね、と言い合った。
なんと料金300円なので東京にお住まいの方はよかったら行ってみて下さい。併設されている日比谷図書館も窓が大きくて寛げる場所ですよ。
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バツイチ年増へのサポートっていやらしい響きですよね。それが言いたかっただけです。