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俳句・短歌

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2022年8月の記事一覧

太子堂八幡神社

『風鈴や 音追いかけて 太子堂』 (三軒茶屋 太子堂八幡神社)

ichiro
2年前
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豪徳寺

『民主主義 手を上げ挑む 潔癖や 立ち去る君を 抱く人あり』 (世田谷区 豪徳寺) 幸せ…

ichiro
2年前
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護国寺

『からからと 下駄音響く 護国寺の 木陰を超えて 江戸を去る』 護国寺にて。 裏門から、…

ichiro
2年前
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高円寺-西照寺、長善寺、宿鳳山 高円寺、高円寺氷川神社

『高円寺 寺巡りかな 夏季休暇 宿題残り さてどうしよう』  (休暇時の高円寺界隈散歩中…

ichiro
2年前
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埼玉-熊谷、行田市

向日葵や 姿隠して どこにいる (熊谷スポーツ文化公園) 自分の勝手の思い込みでしょうが…

ichiro
2年前
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わたらせ渓谷鐵道-沢入駅~神戸駅

明かり点く 駅に残れり 虫の音や (神戸(ごうど)駅) わたらせ渓谷鐵道に乗る。 その古…

ichiro
2年前
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吉祥寺-真言宗豊山派 岸光山 安養寺、武蔵野八幡宮、浄土宗 光専寺(月秀山 井ノ頭院)

『籤亡き世勇気どこからああセミよ』 (吉祥寺) 八幡宮の横にひっそりと横たわる安養寺に六地蔵とお米が静かに蒔かれた庚申塔の前を横切り入り込む。猛暑の夏、除暗のため灯籠を持つ鬼が静かに怒りと共に立つ。誰がこの苦労を分かるのかという気持ちもあるのかもしれない。蝉の鳴く八幡宮に入ると、おみくじは終了致しましたとの紙が貼られている。くじのない世の中は、なんと寂しい世の中だろうか。鬼は希望を失い悲嘆に暮れたい気持ちを抑えられるであろうか。 真言宗豊山派 岸光山 安養寺武蔵野八幡宮浄