物を売り買いする
世の中には物を買いたがる人と物を売りたがる人がいます。
そして、物を売るのが苦手な人や物を買うのが嫌いな人もいます。
先日、自分が出会った二人の顧客のうち一人は物を売るのが大好きで、積極的な人でした。
だから、物を売るための価格の話やセールストーク、他店よりも優れた戦略の話、商品を魅力的に見せる方法にとても興味を持っていました。
一方、その商品を作っている会社の話や従業員の考え方、その商品が発売に至るまでの背景や製造に関わった人がどのような苦難を克服してきたか、アフターサービスなどにはあまり興味を示されませんでした。
もう一人の顧客は消費者目線の買い物が好きな方でした。
会社の理念や自身のミッションステートメントを意識しており、仕事との関係の中で自分の幸せを作り上げていくことに関心を持っていました。受けた質問の多くは、私が提案した内容をさまざまな角度から確認する内容でした。ただし、この方はキャンペーン期間中の割引対応や保証内容などにはあまり関心を示してくれませんでした。
どちらの顧客がたくさん販売するか、なんとなくお分かりだと思いますが、いまのところ前者です。でも、なんだか後者の担当者に頑張って欲しいと思うのは私だけでしょうか。。。((+_+))
これから、私が取り組む課題
双方の顧客に対して、企業の理念やミッションステートメントに基づいた、幸せを作り上げる消費者目線のブランドストーリーを作成する。 顧客が企業のビジョンに共感し、自分の幸せを実現できると感じることを重点的に伝える。
キャンペーンや割引対応にあまり関心を示さない顧客に対して、商品やサービスの品質や価値を強調する。顧客が価値を感じ、商品やサービスを買いたいと思えるような情報を提供。
顧客の要望を満たすために、カスタマイズオプションや追加サービスを提供する。幸せを感じるためには、自分らしさや個性を表現することをイメージしてもらいそのイメージをヒアリングする。
商品やサービスのより効率的な使用方法や使用機会を創出する具体的なアイデアを提案する。顧客が商品やサービスをより「楽しめる」ような提案を行う。
WIN WINの関係
これも聞き飽きたワードですが、実際にそうなっているかを振り返りしっかりと検証することが重要。